アメリカの名作住宅に暮らす

著者 :
  • 建築資料研究社
4.14
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本棚登録 : 34
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863580329

作品紹介・あらすじ

建築家が設計した住宅にもそこに住む人の「生活」がある。どのような想いで暮らし、どのような工夫をしながら住み継いでいるのだろう。「住む」という視点でとらえた、16軒のアメリカの名作住宅。

感想・レビュー・書評

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  • 名作住宅はその後どんな風に住まれたのか。
    なかなか見ることが出来ない名作住宅の「その後」を見ることが出来ました。
    こんな本があればいいのにと思っていました。
    素晴らしい本だと思います。

  • 読了

  • F.L.ライト、R.ノイトラ、L.カーンらの設計したアメリカにある16の住宅の今の様子がわかる本。設計時、竣工時に思い描かれていた建物の使われ方に対して、今の住民にはどう使われているのかを知ることができる。(建築学専攻)

    配架場所:工1B・建築
    請求記号: 320-0:T.20

    ◆東京大学附属図書館の所蔵情報はこちら
    https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2002797320&opkey=B148057562612198&start=1&totalnum=1&listnum=0&place=&list_disp=20&list_sort=6&cmode=0&chk_st=0&check=0

  • うーん。また良い本に出会いました。

    アメリカの著名建築家によって設計された住宅に実際住んできる人達に、著者が直接頼み込んで取材しています。これによって、以下の特徴があります。
    1.実際に住んでいる人達の感想や思いを聞くことができる。
    2.どれも古い住宅なので、補修などのメンテが重要。住民がどのような苦労や工夫をして修復・補修したのかが分かります。
    3.施主と建築家との当時のやり取りや心の交流など、住宅にまつわるちょっとした話が聞ける。(特にルイスカーンとその施主の友情がじーんときました。)

    著者は女性でアメリカで建築を学んでおり、住民への取材など非常に丁寧な仕事をしていて好感が持てます。

    特に良かった住宅は、(もちろん)フランクロイドライトの3作と、レイモンド・キャピーとルイス・カーンの2作です。どの住宅も自然とのダイナミックな融合を非常に意識しており、ヨーロッパの住宅とはテイストが違いますね。

  • おもしろい構造の家や素敵な庭が沢山ある。
    土地は広い方がいいと改めて感じた。

  • 12月13日 熊日読書

  • アメリカの名作住宅探訪記です。
    名作のとの言われは何なのか…
    読めば納得です!

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著者プロフィール

田中厚子:日米住宅史研究者/1954年生。東京藝大大学院、南カリフォルニア建築大学修士課程修了。博士(工学)。東京電機大、日本工大などで非常勤講師。主書『アメリカの名作住宅に暮らす』『ライトの弟子・女性建築家土浦信子』『アメリカ木造住宅の旅』など

「2014年 『土浦亀城と白い家』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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