あと少しの支援があれば 東日本大震災 障がい者の被災と避難の記録
- ジアース教育新社 (2012年2月23日発売)
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感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863711761
作品紹介・あらすじ
あと少しの支援があれば助かった命、あと少しの支援があれば苦しまずに済んだ避難。そして今、あと少しの支援を待っている人がいる。
感想・レビュー・書評
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福島医大蔵書検索/震災関連コーナーにあります
http://www-lib.fmu.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&category-book=1&annex=all&isbn=9784863711761詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
障がい者の支援に特化した本。教訓を活かしきれていないなという感想。避難所での生活も大変。行政だけのせいでもない。やはり考えさせられる。
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命にかかわることなので、このような本の存在は貴重だ。しかし、これだけで万全とは言えないところに災害対策の難しさがある。当事者、家族、それらの支援団体、行政にとって貴重だが、事例が少ない、また、統計的な分析もまだまだ必要だと感じた。
事例は主語(筆者なのか当事者なのか)が分からなくなることが多かった。記述に工夫が必要。
・P79 ささやかな幸せまでも奪われた
・自閉症者のパニック
・災害時に複数の人を1人で助けることは不可能
・県や市レベルよりもさらに小さいレベルでの組織化が必要。
・デイサービスの時間だったため、知的障がい者は生存率が高かった。自宅にいたものは犠牲が目立った。
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