ろう者のトリセツ聴者のトリセツ―ろう者と聴者の言葉のズレ

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制作 : 野崎 栄美子  矢野 一規  中上 まりん  柴田 佳子  寺口 史和  磯部 大吾 
  • 星湖舎 (2009年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (91ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863720084

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ろう者のトリセツ聴者のトリセツ―ろう者と聴者の言葉のズレの感想・レビュー・書評

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  • 30代後半にして、片耳難聴だったことがわかり、運よく手術で聴こえるようになりました。
    初めて、人と話をするとはこんなに温かみのあるものだと知ったわけですが、同時に、過去、周囲から「きつい」
    「表面的」と言われていたこと、私自身も人に対して「なんで嘘つきなんだ」「なんで怒るんだ」と、人間関係を切りまくっていたことの理由がみえてきて、心の整理が必要になってきました。
    そこで出会ったのが、この本です。
    ろう者のトリセツ=過去の私、聴者のトリセツ=現在の私、として読みました。
    ろう者のことばづかいは、決して悪気があって言っているわけではないけど、ふつうの言葉としては、周囲を遠ざけるものかもしれないな、と思いました。私にとってはなんてことのない返事して、閉口していた友人の気持ちもわかりました。
    ろう者の気持ちも聴者の気持ちもどちらもあるある、と共感できて、聴こえが悪いということは、どれだけ言語習得に障害をあたえ、さらにコミュニケーションも遠ざけるのだということもわかりました。

    この本で出てくる「聴者」は、ろう者に歩み寄っている人たちばかりだと思います。
    尊敬しました。ろう者にかかわっている以上、コミュニケーションの不成立は免れないでしょうが、言葉のズレがたくさんあるのだ、と知ることでお互いストレスは軽くなるでしょう。

  • 日本に住み、同じ人種、日本語を使う者同士
    使っている言葉に対し、お互いが同じ解釈をしていると思ってしまうのも無理は無い。

    この本では
    どんな言葉のズレがあるのか
    関西手話カレッジの聴者と聾者間で実際に実験し、得られた事例を紹介&解説してくれる。

    薄いので30分位で読み終えるだろう。

    ここで大事なのは
    どんな違いがあるのか暗記するのではなく、
    文化や習慣の異なる人と接するときの心構えや
    紡ぎ出された言葉だけで相手の気持ちを判断しない心のゆとりを持つこと
    である。
    そのことを改めて教えてくれる一冊だった。

  • 売れるクリエイター 小林真美( http://letters-mami.jugem.jp/ )が装丁・イラスト・DTPを全頁担当した本、
    「ろう者のトリセツ 聴者のトリセツ」好評発売中です。
    2011年4月現在第6刷。2012年12月現在第7刷。

    同じ日本語でも、ろう者と聴者でその意味のとらえ方が違うということを取り上げた本。
    日本語の不思議や面白さが満載で、日本語と手話の新たな魅力が発見できる画期的な本です!

    ■B6判、92頁、本文3色、イラスト多数
    ■定価:1,260円(本体1,200円+税)
    (2009年11月15日発行)
    ISBN978-4-86372-008-4 C0080

    アマゾンが在庫切れの場合は、直接出版社のページからお買い求めください。
    http://cart05.lolipop.jp/LA06686589/?mode=ITEM2&p_id=PR00101813086

  • 手前味噌ですが・・・ろう者と聴者は同じ言葉を使っているようで、実はそれぞれ別の意味で解釈していたり、違う概念で言葉を交わしていることがよくあります。また意味が同じでもニュアンスが違うことがよくあります。そんな ろう者と聴者の「言葉のズレ」を集めた本です。今まで、ろう者と聴者とで筆談やFAX、メールが通じなかった理由が「これだったのか!」とわかります。また聴者や手話通訳者の手話が、ろう者に通じなかった理由もわかります。今まで「ろう者の日本語は変」「ろう者の日本語は間違っている」と思っていた聴者や「日本語は苦手」と思っていたろう者が多かったと思いますが、そうではなく、ろう者の使う日本語を「ろう語」、聴者の使う日本語を「聴語」として、お互い対等な言語として扱った初めての本と言えるでしょう。また手話を学習していない聴者にも、自分の使っている日本語を改めて見直すことのできる興味深い本だと思います。
    産経新聞でも紹介されました。
    http://www.sankei-kansai.com/2009/12/10/20091210-018097.php

  • ズレがあることがわかった。

  • 売れるクリエイター 小林真美( http://letters-mami.jugem.jp/ )が装丁・イラスト・DTPを全頁担当した本、
    「ろう者のトリセツ 聴者のトリセツ」好評発売中です。
    2011年4月現在第6刷。

    同じ日本語でも、ろう者と聴者でその意味のとらえ方が違うということを取り上げた本。
    日本語の不思議や面白さが満載で、日本語と手話の新たな魅力が発見できる画期的な本です!

    ■B6判、92頁、本文3色、イラスト多数
    ■定価:1,260円(本体1,200円+税)
    (2009年11月15日発行)
    ISBN978-4-86372-008-4 C0080

    アマゾンが在庫切れの場合は、直接出版社のページからお買い求めください。
    http://cart05.lolipop.jp/LA06686589/?mode=ITEM2&p_id=PR00101813086

  • トリセツというタイトルはどうかと思いますけれど

    単語の意味合いが違ったりして FAXやメールでのやりとりも
    違って伝わってしまったり
    字幕放送なんかも 意味かわっちゃったり あるらしいです

    文法違ったりしますしね

  • 普段、私たちが話している日本語ってなんだろうって、改めて考えた本でもありました。

    ろう者がネイティブに使っている手話は、私たち聴者が普段使っている日本語とは文法やコトバの意味が違う全く異なる言語だという考え方があります。一般に、ろう学校や手話教室などで習う手話は、「日本語手話」といわれて、ネイティブの「日本手話」と区別されています。

    そこらへんの話は、学問的にもムーブメント的にもいろいろあるのですが、まあフツーはぴんとこないかも。

    本書では、手話と聴者の日本語の微妙な(時には大きな)ズレの事例集で、読んでるうちに「なるほど。違うコトバだ」ということがジワジワ感じられるという趣向になっています。

    たとえば・・・
    聴者「9時10分前に来てください」
    ろう者「9時7分に到着したのに、どうして聴者は怒っているのか?」

    聴者「ちょっとわからないですね~」
    ろう者「ちょっと、わからないだけなのに、どうして聴者はできないというのか!(怒)」

    聴者「醤油がもうないわ!買わないと」
    ろう者「まだ少し残っているのに、目が悪いの?」
    (ろう者には、「ない」はゼロの意味」

    聴者「朝ごはん食べた?」
    ろう者「食べてない。パンとコーヒーを食べてきたよ」

    聴者「そろそろ、お昼にしましょう」
    ろう者「お昼に、何をするの?」

    読んでいくと、話コトバの慣用的な言い回しというのは非論理的だなあということや、日本語というのは相手に「察し」を求める曖昧な言い方が多いんだなあということにも気づきます。

    手話がわかる、わからないに関わらず、職場などでろうの方とのコミュニケーションがなんかしっくりこないんだよなあ~というような経験がある方。もしかしたら、聴こえる人の日本語と、聴こえない人の「日本語」のズレのせいかもしれませんよ。★★★★(三)

  • 手話を習い始めてろう者の文化・歴史を学ぶよう言われてもよくわからなかったのが、この本を読んでなるほど、そういう事だったのか、とわかりました。

  • ろう者と聴者は見た目は日本人ですが、文化に違いがある(目で見る言葉と耳で聞く言葉を使っている点で)ので、互いの話す言葉にすれ違いや勘違いがあるのが、本当によくわかりました。自分もそうやって思い違いしているかも?と思うと、文化を知ることの大切さを改めて考えさせられました。例文が多いのでわかりやすいです。

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