- Amazon.co.jp ・本 (91ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863720084
感想・レビュー・書評
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ズレがあることがわかった。
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トリセツというタイトルはどうかと思いますけれど
単語の意味合いが違ったりして FAXやメールでのやりとりも
違って伝わってしまったり
字幕放送なんかも 意味かわっちゃったり あるらしいです
文法違ったりしますしね -
手話を習い始めてろう者の文化・歴史を学ぶよう言われてもよくわからなかったのが、この本を読んでなるほど、そういう事だったのか、とわかりました。
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当事者として読んでみたが、わざわざ借りなくてもいいかなと感じた。「聞こえる側にとってはショックを受けるけど、これはこうこういう文化なんです」などとつらつら書いてあるけど、キコエナイ側からしたら「はぁ…ソウデスネ」ボランティア精神から手話を学び始めたけどキコエナイ人たちの言い回しにショックを受けた、という人向けかな。
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ろう者は「参加」(出席の意思50%)と「出席」(出席の意志100%)を厳密に使い分けているとか、手話で「黒っぽい」というのは「黒一面」のことなので、手話で「表紙が黒っぽいノートを持ってきて」と頼まれたとき、「ダークネイビー」や「濃い紺色」のノートを持って行ったのでは徒労になるとか、へえええと思うことが目白押しです。
同じ国で使っている口語と手話だけど、手話通訳とは異言語だからこその呼称なのですね。日本手話は日本語によく似た別の言語と心得て、違いに注意しないといけないんだなと思いました。-
2014/03/14
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「トリセツ」とは、取扱説明書のことです。
この本は、ろう者と聴者の言葉のズレを解説した取扱い説明書なのです。
同じ言葉でも、ろう者と聴者では、とらえ方、受け止め方、使い方が違うんですね~。
そうそうそう!と思うところもあれば、へ~、そうなんだぁ!と初めて知ることもあり、ページ数も少なく、イラストも多いので、さらっと読めます。
手話を勉強している人、ろう者と接する機会が多い人は一度読んでみるといいかと思います。参考になります