八月のフルート奏者 (新鋭短歌シリーズ4)

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著者 : 笹井宏之
制作 : 加藤 治郎  東 直子 
  • 書肆侃侃房 (2013年8月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863851184

八月のフルート奏者 (新鋭短歌シリーズ4)の感想・レビュー・書評

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  • 26歳で夭折した青年の残した歌たち。
    短歌のことはよくわからないけれど、あふれる出る豊かな感受性を知性でコントロールし「言葉」で切り取りハラリと差し出しているようで。
    「あすひらく花の名前を簡潔に未来と呼べばふくらむ蕾」
    「ゆっくりと私は道を踏みはづす金木犀のかをりの中で」
    「かなぶんであそぶ子猫をみてゐたり破壊とはこんなにも純粋」

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八月のフルート奏者 (新鋭短歌シリーズ4)の作品紹介

笹井宏之第三歌集
佐賀新聞読者文芸欄2004年10月~2009年2月掲載の全歌と新たに発見された歌を含む395首を収蔵


「佐賀新聞」に託した愛する世界
この世と、この世ならざる者との間で生じる思索を、言葉の音楽に変えていった青年の本心が、どの歌にもじっくりと座っている。
東 直子(解説より)

監修者選短歌五首
葉桜を愛でゆく母がほんのりと少女を生きるひとときがある
八月のフルート奏者きらきらと独り真昼の野を歩みをり
雨といふごくやはらかき弾丸がわが心象を貫きにけり
ひろゆき、と平仮名めきて呼ぶときの祖母の瞳のいつくしき黒
木の間より漏れくる光 祖父はさう、このやうに笑ふひとであつた

八月のフルート奏者 (新鋭短歌シリーズ4)はこんな本です

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