硝子のボレット (新鋭短歌シリーズ14)

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著者 : 田丸まひる
  • 書肆侃侃房 (2014年9月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863851580

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硝子のボレット (新鋭短歌シリーズ14)の感想・レビュー・書評

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  • 雨、彼の臓器たっぷり潤ませてあの子のもとへ届けてほしい 死ぬときに食べたいもののことばかり話して海にたどりつけない ひとりではないふたりでもないことを終わらない雨の人には教える 桃色の炭酸水を頭からかぶって死んだような初恋 小糠雨のようなセックスずっとずっとずっときれいなからだでいたい やわらかな炎に水をこぼすときあなたの淡い悲鳴ちがうの 返歌 透明な炭酸泉に入る前かけ湯を桶で頭にかぶる

  • えろい!
    静かであたたかくてつめたくてむけたりはがれたり不思議な身体感覚。
    まひるさんお医者さんだったのね。

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硝子のボレット (新鋭短歌シリーズ14)の作品紹介

行為の果てにあるもの。
途轍もない行為があなたを連れ去る。
ふたりが辿り着く場所はどこだろう。
加藤治郎

<自選短歌五首>

桃色の炭酸水を頭からかぶって死んだような初恋

じゃあ非常階段に来て。眼裏の雪のすべてが燃えきるまでに

けれどまた笑ってほしい今朝虹が出ていたことを告げる回診

スカートの奥の夕陽を裏返すような行為をうまくできない

索引のページに指をさし入れて会話を少しずらすこいびと

硝子のボレット (新鋭短歌シリーズ14)はこんな本です

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