惑亂 (新鋭短歌シリーズ)

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  • 書肆侃侃房
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863851993

作品紹介・あらすじ

宇宙的なスケールの思考が、そのまま自身の生命と身体性につながる思念に重なっており、従来の死生観を詠んだ観念歌とは一線を画すものと言える。今はまだ、宗教的な達観にも逃げ込んではいない。繊細な詠風もこの作者の持ち味であり、今後の展開が楽しみな作り手である。
(大塚寅彦)

感想・レビュー・書評

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  • #堀田季何 南天の花言葉とは「良き家庭」昨日も今日もわが庭にあり #返歌 寒天の食言葉には「よき関係」朝に夕餉にわが食卓に

  • タイトルのような惑い乱れた様子を言葉の端から伺うことはできなかった。熱と惑い。それはきっと冷静な観察の眼(まなこ)と、”時”に挑む心で裡に抑え収められている。意思の美しさを感じる歌集。今回のFAVORITE 12首を「引用」に登録。

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著者プロフィール

堀田季何
<プロフィール>
俳誌「楽園」主宰、歌誌「短歌」同人。俳句により、芸術選奨文部科学大臣新人賞、現代俳句協会賞、芝不器男俳句新人賞齋藤愼爾奨励賞、短歌により、日本歌人クラブ東京ブロック優良歌集賞、石川啄木賞。句集『亞剌比亞』・『星貌』・『人類の午後』、歌集『惑亂』、共著多数。現代俳句協会理事、国際俳句協会理事、現代歌人協会会員、日本歌人クラブ会員。詩歌を中心に、多言語多形式で執筆。

「2023年 『俳句ミーツ短歌』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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