ブクログ大賞

夜にあやまってくれ (新鋭短歌シリーズ28)

  • 9人登録
  • 4.67評価
    • (2)
    • (1)
    • (0)
    • (0)
    • (0)
  • 2レビュー
著者 : 鈴木晴香
  • 書肆侃侃房 (2016年9月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863852341

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

夜にあやまってくれ (新鋭短歌シリーズ28)の感想・レビュー・書評

  • たまらなかった!

  • 鈴木晴香 短歌 急行を山椒魚と呼んでいた頃降っていた雨の匂いだ 君が居間どこかで濡れている雨がここにも降りそうで降らなくて レトルトのカレーの揺れる熱湯のどこまでもどこまでも透明 唇をつけないように流し込むペットボトルの水薄暗い 地下鉄のホームに過去の雨が降るコンクリートの呼吸の長さ シャボン液から指の輪を引き抜けば私は風の入り口になる p6 パンケーキショップの甘い蜂蜜の香りがしたら右に曲がって #返歌 パンケーキ匂いがしたらそこいらにぐりぐらいるよ左に曲がる 

全2件中 1 - 2件を表示

夜にあやまってくれ (新鋭短歌シリーズ28)を本棚に登録しているひと

夜にあやまってくれ (新鋭短歌シリーズ28)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

夜にあやまってくれ (新鋭短歌シリーズ28)の作品紹介

【貪欲な兎のように】
何かに飼い慣らされているような不安。
でも、飼い慣らされるって、何に?
(江戸 雪)


非常時に押し続ければ外部との会話ができます(おやすみ、外部)

レトルトのカレーの揺れる熱湯のどこまでもどこまでも透明

君の手の甲にほくろがあるでしょうそれは私が飛び込んだ痕

悲しいと言ってしまえばそれまでの夜なら夜にあやまってくれ

君の頰に「は」と書いてみる「る」は胸に「か」は頭蓋骨に書いてあげよう

ツイートする