人はダマシ・ダマサレで生きる (静山社文庫) (静山社文庫 A い 1-1)

著者 :
  • 静山社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863890084

感想・レビュー・書評

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  • ホンマでっか、TVでお馴染みの池田先生。
    池上彰氏より、分かりやすいかもしれない。語り口は、凄くフランクだが、どれも大変に頭に入りやすい。

    どれもこれも、ごもっともなご意見。
    そうですね。省庁の一つくらい潰れてくれないですかね。税金対策に。

    普段の生活の中で、騙されているというより、プロパガンダ、インプリンティングの横行が、いかに溢れているかを改めて確認させられる一冊。

  •  自然科学系学者さんの社会学的方面への意見は、現実主義者を理由にして無難な多数派で落ち着くことが多いような気がする。たまに少数派の希少性を生かして知名度を上げようっていう人もいるようだが最近はそういった「目立とう精神派」も少ないように思う。まあ建前だけでリベラル語る人が増えるよりはマシかもしれないが。そんな中で池田先生は独自性のある政治的かつ社会的な指摘をする。他の著書でもこの先生の思想は見習うべきものは多い。パスカルとかマッハみたいに自然科学の先生が語る哲学はとても説得力がある。池田先生の考え方もどこまでいくのかとても楽しみ。

著者プロフィール

池田清彦(いけだ・きよひこ) 1947年生まれ。生物学者。

「2020年 『ポストコロナ期を生きるきみたちへ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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