「一瞬の勝機」のつかみ方 (静山社文庫)

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著者 : 桜井章一
  • 静山社 (2010年6月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863890497

「一瞬の勝機」のつかみ方 (静山社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 2017年4月23日読了

    瞬時に判断し瞬時に行動できるか。流れやツキが自分のところへ来るのは一瞬。その一瞬の勝機をものにしなければ二度と巡ってこないかもしれない。
    勝機は、何かにつけ後回しにしている人には掴めない。怠惰はツキの点滴である。だから、今が大切。

    P78:「考えるな、感じろ」。考えるということは迷うこと。深みにはまる前に浅瀬に戻り、落ち着いて客観的・冷静に物事を感じれば(見れば)よい。

    P122:人間にとって、帰る場所は大切だ。人は迷ったとき、修正が必要なとき、本来の場所に立ち戻らなければならない。迷ったまま進めばさらに迷路に入り込むことになる。
     本当に強いのは「修正力」を持った人間。このためには「ゼロ地点」を意識的にもつことが修正力には不可欠。支店の安定しないやじろべえは、振れを調整できずに倒れてしまう。どんなに大きくぶれようとも、重心がしっかりしていればいずれ揺れは収束する。
    しっかりとした日常を築き目標を持つことで心の「ゼロ地点」を築くことができる。

    P164: 勝ちたい心や弱さの証
    P171:「自分に負けない」とは「逃げずに正面から戦う」ということ。勝負するとき、人は誰でも緊張するし
    極度の不安や恐れを感じるものだ。真正面から勝負すれば、例え敵に負けたとしても、自分自身の不安と恐れをねじふせたことで自分との勝負には負けなかったことになる。まずは逃げないこと。負けない戦いはそこから始まる。

    P187:修正力は生きる力
    P191:「済ます」ことは「澄ます」こと。日頃から身辺を片付けやるべきことは前もってやっておくこと。そうすれば心の懸案事項が減って決断が早くなりシンプルに行動できる。気がかりを済ませて心を素の状態にしておくことは、「目を澄ます」「五感を澄ます」ことと密接につながっている。
    P206:己を知る。勝負に負けないとは結局、自分に負けないということ。自分と戦うということは、自分の弱さと戦うこと。怠け癖、すぐに投げ出したくなる心。己を知り己と戦うことが大切。
    P210:心を開き、惜しまず行動する。

  • フォーム、運、負けない張り方。この手の人がよく言うことがメイン。
    まあ経験則というか、勇敢なパイロットと年を取ったパイロットはいるが年を取って勇敢なパイロットはいない、みたいなもんなんだろうな。
    運を自分の実力だと勘違いしたり、フォームを崩したり、大勝ちを狙うような勇敢なギャンブラーは年を取る前に消えるんだから。
    プレイヤーにできるのは負けを抑えること。負けは自分次第。勝ちは相手次第。

  • 済ます、は、澄ます。
    澄ませば、間に合う。
    瞬間は愛なり。

    真っ向勝負に意味がある。
    中身のある勝ち>中身のある負け>>>中身の無い勝ち>中身の無い負け

    筆者は勝ちたいという衝動を心の弱さだと説く。自然界を例にだし、動物は何もかもに勝とうとはしていない、負けないことをのみ感じ、行動しているという。また感じることが重要だと。
    考える事は迷う事と同義であり、状況の変化に対応できない、という。

    以前読んだ桜井さんの本に、
    進んで苦境に飛び込む。
    ということが書いてあった。

    喩え苦境だとしても感じれば、同化すればそれは苦境でなくなるのであろう。

  • 2010.6.19読了。
    マージャンと一緒で、ひとつのものを得たら、ひとつのものを捨てなくてはいけない。それは断捨離に通じるものもある。また、人生で何か決めなくてはならないときに、どれもこれも欲張ることはできない。自分の中での選択と集中が必要。大きなものを得るために。

  • 平常心、が勝機をつかむ上で如何に大切か。
    ただ、「常」 の質そのものが低いと本末転倒である。
    つまり、「常」 のレベルを上げるべく、常日頃良く生き鍛錬せよ、と。
    正論ではあるが、心に沁みる語り口。

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