- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863891203
感想・レビュー・書評
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おそらくカルマはどうやっても追いかけてくるのだろうなあ。d
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40代を対象とした書籍が多いように思う。40代はあらゆる意味で変化のある年齢ということで読書需要が高いのだろうか。それはともかく、読み手としては自分の年代とはズレているからという理由で、目を付けた本は敬遠しないほうがよい。けっこうその分野での有益な情報が書かれていることも多いからだ。本書も対象年齢には関わらないインド医学の知恵がふんだんに盛り込まれている。
蓮村先生のアーユルヴェーダ本はどうも突き放したようなところがあってあまりいい印象をもっていなかった。「お酒は身体に悪いから止めましょう。以上。」というよう論調で、ほぼ不可能な生活習慣の改善を提唱しているものが多かったからである。こちらとしてはやれる範囲での妥協案を知りたかったので、読めば読むほど落ち込むことが多かった。久しぶりに蓮村先生の著書を読んだのだが、そういった雰囲気は少し薄くなっているように思う。
本書はとくにダルマ、カルマといった概念から、考え方など精神面についての記述が多いのが特徴。もちろんドーシャ理論を中心とした食事、睡眠、排泄など身体面の生活習慣についても触れている。アーユルヴェーダや漢方は、他の専門家の先生もおっしゃっているように、できることから少しづつ生活習慣に取り込んでいくことが長く付き合うコツである。 -
むつかしい!