- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863892262
作品紹介・あらすじ
一切会話をしてはいけないという風変わりなクラブ「ディオゲネス・クラブ」の密室で起こった殺人事件。逮捕されたのは、ホームズ少年の兄、マイクロフト!ホームズは無実を証明するための証拠集めに走り出す。同じころ、ロシアでスパイ活動をしていた兄の親友も行方不明に。次から次へと起こる事件。ホームズの頭の中でいくつもの点がひとつの線につながったとき、とらわれの身の兄に、最大の危機が迫っていた。無事に兄を救い出すことはできるのか!?モスクワの雪道を、走れ!ホームズ!
感想・レビュー・書評
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今回も命の危険を伴うハラハラの冒険活劇。ホームズものであることを途中で忘れてしまう感じ。
前巻から繋がるある組織の罠でマイクロフトが逮捕されてしまい、兄を助けるため行動を共にするシャーロック君。正典のホームズが持つ知識や技術を、少年時代にここで身に付けたのか〜と思うと楽しい。少年が大人へと成長していくのが感じられて、見守る気持ち。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
お気に入りシリーズ第三弾。
児童書の新刊コーナーって結構いいなあ、と最近再認識しつつ手にとる。
お兄さん大好きシャーロックがめっちゃかわいいです。
大人シャーロックだとないイメージ。
ヤング、ですからね。
まだ、あのオールマイティなどんな場合にも先手を打ってるようなホームズはそこにいなくて、
毎度毎度危機の連続。
尾行すれば気付かれて捕まりそうになるし、自分が尾行されてることに
気づきもしないし、あっさり敵方の罠にかかるし。
でもその度に、手と足と頭をつかって、くぐりぬけ、時に誰かの助力も得つつ、なんとかその危機を乗り越えていく。
まさに、ホームズになりゆくその成長をみさせてもらえてるわけで、
楽しいったらない。
最後の最後までどきどきの連続でした。
あー、おもしろかったっ。 -
前置きが長くて、あっけない終わり方。
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アンドリュー・レーン作、コナン・ドイル財団公認作品『ヤング・シャーロック・ホームズ』のvol.3!
「死の灰」(2012年09月10日)「赤い吸血ヒル」( 2012年11月15日発売)と続いて、3巻は「雪の罠」(2013年11月13日)
1巻2巻はすぐ読んだのに、3巻が出るまでに時間がかかったね〜!
ずっと、まだかなぁ〜って書店で眺めていたんだけども、出たのを先日確認して即購入!
1巻は名探偵ホームズとは別人格として感じたし、2巻はホームズのタネみたいなものを感じた。
今回は、まさに”ホームズの若かりし頃”という印象を強く感じた!
成長を続けるシャーロック・ホームズの軌跡が頼もしい。
今回の事件も国際問題と秘密の組織が絡むといったスケールの大きなもの。アクションシーンも面白かった。
そして1巻から、奇妙な匂いプンプンの謎の女中エグランタインはどうなるか?気になる所!
原作は既に5巻まで発刊されているみたい!
次回作が待ち遠しい〜(翻訳者さんがんばって〜)!!
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【内容(「BOOK」データベースより)】
一切会話をしてはいけないという風変わりなクラブ「ディオゲネス・クラブ」の密室で起こった殺人事件。逮捕されたのは、ホームズ少年の兄、マイクロフト!ホームズは無実を証明するための証拠集めに走り出す。同じころ、ロシアでスパイ活動をしていた兄の親友も行方不明に。次から次へと起こる事件。ホームズの頭の中でいくつもの点がひとつの線につながったとき、とらわれの身の兄に、最大の危機が迫っていた。無事に兄を救い出すことはできるのか!?モスクワの雪道を、走れ!ホームズ!
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