ドラゴンの塔 下巻 森の秘密

  • 静山社
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感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863893672

感想・レビュー・書評

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  • 上巻の方が面白かった。
    最後の方、森の奥深くに入って行った辺りから、何がなんだか…って感じで、話が急激に逸れたように感じた。
    あー、まとめに入ったのね、で、この展開か…と。

  • アメリカの作家ナオミ・ノヴィク、2015年発表のファンタジー。著者はポーランド系アメリカ人とのことで、中世東欧風の架空世界を舞台にした作品。面白いです。

    邪悪な「森」と対峙する谷に住む17歳の少女が主人公。ドラゴンと呼ばれる魔法使いの領主によって魔法の資質を見出され魔女として成長して行く物語り。もっとも「森」との攻防の展開が早く、成長をじっくり描くというような物語りではありません。いきなり覚醒して大技を使ったりするのですが、一方では最後まで何だか頼りなくて歯痒い感じがします。スラブ民話の要素を取り入れてたりするのですが、肝心の所でそれが生きていないような感を受けます。また唐突に入るラブシーンに辟易。

著者プロフィール

【著者】ナオミ・ノヴィク Naomi Novik
1973年ニューヨーク生まれ。ポーランド移民の二世として、ポーランド民話に親しんで育つ。ブラウン大学で英文学を学んだ後、コロンビア大学でコンピューター・サイエンスを学び、『ネヴァーウィンター・ナイツ』などのRPGゲームの開発に携わる。2006年『テメレア戦記1 気高き王家の翼』で作家デビュー。ジョン・W・キャンベル新人賞(現アスタウンディング新人賞)や、コンプトン・クルック新人賞を受賞。また、ヒューゴー賞にもノミネートされ、『テメレア戦記』はその後ベストセラー・シリーズとなった。他の作品に『ドラゴンの塔』『銀をつむぐ者』「死のエデュケーション」シリーズなどがある。現在、夫と娘とともにニューヨーク市に暮らす。

「2023年 『テメレア戦記 7 黄金のるつぼ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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