魔女学校の教科書

著者 :
  • 静山社
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本棚登録 : 162
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863893863

作品紹介・あらすじ

魔法の杖に不思議な薬草、空飛ぶホウキ――どうしても魔女になりたい! というあなたのための、特別授業が始まります。本物の魔女ってどんなことをするの? どんな魔法を使うの? 薬草には魔力があるの? 昔、ドイツで修行をした魔女ザーゲのレッスンでは、これらの秘密を解き明かし、皆さんにほんとうの魔女の姿をお教えします。さぁ、教科書を開いて。1時間目は「魔法入門」です――。(小学中・高学年~)

感想・レビュー・書評

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  • 魔女に憧れるすべての人のための入門書。と言ってももちろんハウツーではなく、魔女と言われてきた人たちがどのような人たちだったのかを考えるための本。
    最近では魔女と言ってもネガティブなイメージではなくなってきてはいるが、ネガティブな動きもあったことは知っておきたい。昔話や魔女狩り、薬草魔女など広く扱っている。
    自分の興味が魔女のどこにあるのかを知るために読むのにも良いと思う。

  • とっても素敵な本でした。ファンタジーな気持ちで手に取ってみたけど、ちゃんと歴史的なルーツと合わせて、事実と現実をわかりやすく教えてくれます。

    問いかけられながら、どういう人で在るべきか、という現代に大切な事も触れられていて、著者のような大人になりたいし、子供にはぜひ読んで欲しい。

    小学校中・高年向き。

  • ドイツで魔女修行をしたという著者・ザーゲ(魔女名)が、魔女の歴史から魔法、薬草、魔女の晩餐と銘打った料理まで(魔女の大鍋のレピシつき)解説した本。恐らく10代向けに書かれたであろう本書は優しい語り口で、魔女学入門として最適。中のデザインも凝っていてぱらぱら眺めるだけでも楽しい。善き魔女になりたい人へお勧めの1冊。

  • 魔女になるための心構えや、魔女と呼ばれた人がどの様な歴史を辿ったのかを、平易な文で著している。
    魔女に興味を持った子供向けに良さそう。

  • 「魔女とは何か」から魔女の心構え、歴史やなるにはどうしたらいいかについての本 
    杖や箒の作り方やおまじないがのってたり魔女って男の人もいるの?とか子供の頃の疑問が解消された
    あとなにより、マンドラゴラが実在してたことにびっくりした

  • 素敵な魔女を目指しましょ

  • 魔女に憧れる気持ちにちゃんと向き合った本。魔女って何なのか。どうして生まれたのか。どうやったら魔女に近づけるのか。歴史や杖やホウキなどのアイテム、薬草、魔女が出てくる物語まで、魔女についてのあれこれの基本の教科書。魔女には豊かな自然と豊かな精神が必要なんだね。そこを磨き修行すればきっと現代でも魔女的な魅力的な人になれるんじゃないかなと思ったり。

  • 魔女になるための教科書。魔女になりたい子供たち必読。

  • 魔女が好きなので手にとってみましたが、大体知っていた事でした。
    魔女好きなら一度は手にとっておきたいが、どちらかと言えば子供向け?
    これはこれで好きだけれど、もう少しボリュームがあったら良かったなぁ…。

  • 2017.10.25

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著者プロフィール

翻訳・翻案 西村佑子(にしむら・ゆうこ)/魔女研究家。『魔女学校の教科書』(静山社)、『魔女の薬草箱』『魔女街道の旅』(ともに山と渓谷社)など、ドイツの魔女伝説や魔女迫害の歴史についての著書を多数執筆している。

「2022年 『ブロッケンの森のちっちゃな魔女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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