ハリー・ポッターと呪いの子 第一部・第二部 舞台脚本 愛蔵版

  • 静山社
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本棚登録 : 976
感想 : 70
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863893993

作品紹介・あらすじ

8番目の物語。19年後。
『ハリー・ポッターと死の秘宝』での戦いから19年が経ち、父親となったハリーが2人目の子どもをホグワーツ魔法学校へと送り出したその後の物語です。
ハリー・ポッターとして生きるのはもちろんたいへんなことだったのですが、その後のハリーも決して楽ではありません。今やハリーは、夫として、また3人の子を持つ父親として、魔法省の激務に押しつぶされそうな日々をすごしています。
ハリーがすでにけりをつけたはずの過去と取り組まなければならない一方、次男のアルバスは、望んでもいない “ハリー 一家の伝説” という重圧と戦わなければなりません。 過去と現在は不吉にからみあい、父も子も痛い真実を知ることになります。
闇はときとして思いがけないところから現れるのです。

「特別リハーサル版」の増補改訂版。
☆2人の著者、ジョン・ティファニー(舞台監督)とジャック・ソーン(脚本家)の巻頭解説が追加!
☆わかりやすい「家系図」と「ハリー・ポッター年表」を新しく巻末に収録!
☆ハリー・ポッターシリーズのオリジナル単行本と同じ判型(A5判)の上製版になります。
☆特別リハーサル版とは少しだけ異なる劇本番の台詞
 ※シナリオ本になります。

感想・レビュー・書評

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  • 死の秘宝がすごくまとまって終わった印象があったので、その続編となると不安に感じる要素も多かったのですが、シリーズ恒例の登場人物や世界館のその後を楽しめたので面白かったです。

    シリーズに共通している人間の二面性、誰しもが持つ人間臭さといったテーマを今作でも感じることができ、今まで以上に好印象なキャラクターも多く楽しめました。

  • 面白い!
    英雄ハリーポッターの息子なのにスリザリンに入ってしまうアルバスが、ホグワーツ行き特急でドラコマルフォイの息子スコーピウスに出会うシーンは感動的。ハリーとロン、ハーマイオニーの出会いのシーンと重なる部分があったりなかったりでハリポタを思い出しながらしみじみと読んでいくのがとても楽しい。

    1〜3年生の学生生活をアルバス視点でもっと読みたかった。思い出がないほどに空虚な学生生活だったんだと言う意味の表現なのか?

  • シリーズ全巻に続けてずっと積読になってたこれも読んだ。おもろかったので読み終わった瞬間舞台のチケ買った。

  • wikiであらすじを読んでしまっていて、訳も酷いと聞いてたけど読んでみたら想像より面白かった!展開以上に会話のディテールにグッとくるもんだなと。展開も魔法世界ながらも時間SFドラマなのでツボなジャンルということもあり楽しかった。現実時間軸に戻ったときの変化が面白い。 息子たちの活躍も魅力的ながら、ドラコやハリーのいない世界のスネイプの立ち所など、本編では見えなかった部分が色々見れて良い。脚本の形式というのも初体験だったが気にならずするすると読みやすかった。

  • 今さらながら読んでみたら納得の面白さだった。舞台脚本なので、どうしても物語に入り込みづらいところはあるものの、アフターストーリーとして”過去改変”を取り上げることで、「あの時もし○○だったら…」というifも加わり、惹き込まれる。ロン&ハーマイオニーが時空を越えても結局イチャイチャしてるところに笑ったり、本編では悔いの残るお別れをしたあの人たちにまた会えてほろりとしたり、とにかくファンサービスに溢れた素晴らしい内容だった。正直まだまだ続きを読みたい気分だ。

  • タイムトラベルで、もしかしたら、ハリーポッターの世界はこうなっていたかも?という場面をみることができ、楽しかった。

    お馴染みの3人組がどんな大人になったかも、楽しく読めた要因かなと思いました。

    アルバスとスコーピウスの関係も良いですね!親同士は仲悪いが子同士は仲良くなるという!

  • 正直ハリーポッター好きとしては微妙だった。
    ハリーポッターファンが作った物語感がすごい出てた。
    あと流石に無理に話の展開を作ろうとしすぎ感を感じた。ハリーポッターがクソみたいな性格すぎてもはや別人だった。無理に展開しようとして役が壊れてた感がありました。

  • めっちゃおもしろかった。
    舞台脚本なのでほぼセリフですが、読んでいくうちに慣れました。
    元々のハリーポッターもそうですが、世界観はファンタジックで現実離れしていますが、登場人物の悩みは妙にリアル笑
    ハリーも等身大の人なんだなって感じました。
    相変わらず世界観は良いし、ストーリーもぐいぐい引き込まれました。
    ドラコが仲間になってるのはめっちゃ嬉しい。

  • 舞台を観た時によく理解できなかった所、日本の舞台では割愛されていた所などを脚本で読むことができ、イメージをより膨らませることができました。もう一度舞台を観たくなりました。

  • 大人になったハリーたちと、生きている青年時代のセドリックにまた会えたことに感動
    ちょっと解釈違いか?と言う感じもあったけど、やっぱりおもしろかった〜
    ハリーの自意識過剰は思春期特有のものと思ってたけど、40代になってもあんな感じなんだね

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著者プロフィール

「ハリー・ポッター」シリーズで数々の文学賞を受賞し、多くの記録を打ち立てた作家。世界中の読者を夢中にさせ、80以上の原稿に翻訳されて5億部を売り上げるベストセラーとなったこの物語は、8 本の映画も大ヒット作となった。また、副読本として『クィディッチ今昔』『幻の動物とその生息地』(ともにコミックリリーフに寄付)、『吟遊詩人ビードルの物語』(ルーモスに寄付)の3作品をチャリティのための本として執筆しており、『幻の動物とその生息地』から派生した映画の脚本も手掛けている。この映画はその後5部作シリーズとなる。さらに、舞台『ハリー・ポッターと呪の子第一部・第二部』の共同制作に携わり、2016 年の夏にロンドンのウエストエンドを皮切りに公演がスタート。児童文学への貢献によりOBE( 大英帝国勲章)を受けたほか、コンパニオン・オブ・オーダーズ勲章、フランスのレジオンドヌール勲章など、多くの名誉章を授与され、国際アンデルセン賞をはじめ数多くの賞を受賞している。

「2019年 『ハリー・ポッターと炎のゴブレット<イラスト版>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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