成功する人は生姜焼き定食が好きだ (晋遊舎新書 S01)

著者 :
  • 晋遊舎
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863915121

作品紹介・あらすじ

成功するための鍵は「食べる物」と「食習慣」にある。栄養士兼食事カウンセラーとして、経営者セミナーや企業研修で8000通り以上の食事記録を見て、アドバイスをしてきた著者の持論だ。「会議で最高のパフォーマンスをあげるにはシーフードのパスタ」「決断力が鈍ったらビタミンCを補充」「コンビニで買うならおにぎりとゆで卵1個」「心が折れそうなときは魚と豆!」「質の高い3時間睡眠確保法」…成功している経営者や次々と成果を出すエース社員に共通する、黄金のルールを徹底分析する。

感想・レビュー・書評

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  • 「ビジネスマンの成功は食習慣にかかっている」と前書きにありますが、全ての人に有効な内容です。

    ナンバー1ランチは「生姜焼き定食」といっているのが書名の由来です。要はバランスの良い食事を取りましょうということですが、外食や上手なコンビニ食の使い方なども書いてあり実践しやすいです。

    1点以外だったのが、野菜をとる場合、温野菜だけではだめということです。温野菜は量を多くとれるので食物繊維の取得には有効ですが、消化吸収を助ける酵素は熱で破壊されているので、生野菜で酵素を積極的にとる必要があるそうです。

  • タイトルの印象とは違く、きちんと食の知識が身につけられる一冊。この本を読み始めると、カップラーメンやら加工食品なんて、めったやたらに食べる気がしなくなる。健康に対する意識が自然と上がる本。

  • タイトルがやや微妙だが、わりとポジティブな食事改善について書いてあって参考にはなるかも

  •  迷いのないタイトルに惹かれました。内容は健康的な食生活について、わかりやすく書かれ、なるほどと感心しました。
     こうした考え方もあるんだと感じました。生姜焼き定食の秘めた力活用したいですね。

  • 当たり前のことだが、食は大事。すべてのことは食に通ずると改めて実感させられる。他者の食メモを基にアドバイスが書かれているので、自分に近いライフスタイルの人がいたら参考になると思う。

  • 多少の違いはあるけれど、言っている基本は幕内さんの著書と同じ。
    カタカナ食材を減らして和食を!
    基本の4つの皿(主食=ごはん、主菜、副菜、汁物)
    幕内さんとの違いは
    まずは悪よりも善を増やすことに集中して、ストレスなく続けられる食改善をしていこうというもの。
    分かってはいるけれど忙しくてなかなかできない、という現代のビジネスマンにとってまずは最初の一歩を踏み出す上で非常に受け入れやすいスタンスだなと思った。
    食の話以外にもメンタル面へのアドバイスがあったりと、分かりやすく読みやすい。他の本も読んでみようと思う。
    自分の食べた物が自分をつくる。よりよい人生のために、食を見直そうと思う今日この頃。

  • 血行促進、疲労物質が溜まるのを防ぐ、ビタミンB1(枝豆、玄米、豚肉、モロヘイヤ)

    運動前のクエン酸、炭水化物。

    亜鉛(レバー、粉チーズ、ウナギ、カキ、マイタケ)

    4つのお皿(主食、主菜、副菜、汁物)

    朝食でのブドウ糖⇒果物
    昼⇒サラダと、肉を食べるなら昼
    夜⇒糖質控えめ、蒸留酒(焼酎、ウィスキー)

    不眠は、たんぱく質不足が原因かも。

    イライラを抑える
    ⇒タウリン(タコ、イカ)
    カルシウム&マグネシウム 2:1

    菓子パン、クリーム系スープは避ける。

    オリーブオイルは、悪玉コレステロールを抑える。

    うどんよりそば、パンよりごはん
    ヨーグルトより果物、タマゴスープ

  • 僕は今まで、体重を目安に食事量を調節する管理をしていたのだけど、歳を取るに従い疲れが抜けなくなり悩んでいた時に、本書を読んですごく納得感があったし、書いてあることを結構実践している。

    それは前提として、食事は楽しい、お酒も楽しい、人生を楽しもうという価値観があるからだと思う。それが「悪をなくすのではなく善を増やす」という言葉に集約されていると思う。

    強い意志でストイックなダイエットを志向する人には、本書のユルさは耐えられないかも知れないが、作者の笠井さんは、カウンセリングのキャリアを積まれたのが納得できるほど、(ダメ)男性の心理をすごく理解されているというか、上から目線で理想論を語る健康論に辟易としている者には、救いに思える内容だと思う。

  • 正しい食習慣は、仕事の能率・効率だけでなく人間的な魅力につながる、というお話。
    カタカナ料理よりはひらがな料理へ、ストレスにはたんぱく質(魚などもOK)、などなど普段から気をつければもっといい生活ができるのに!というアイデア満載でした。

    悪い食事をしても、後から二三日中に挽回すればOK。でもいま食事に気をつけないと将来的には体ガタガタの原因になってしまうので、手料理をつくれないならつくれないなりの注意の仕方があるのである。

  • ”食べられれば良い”というわけではなく、”きちんと考えて食べましょう。それは自分にちゃんと返ってきますよ”という内容。
    書いてある内容は納得がいく。
    既婚者は夫婦で読むのがオススメ。一人だけでは実践できないことも多いので。

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著者プロフィール

カラダプラスマネジメント株式会社代表。栄養士/健康経営アドバイザー。1979年、東京都生まれ。聖心女子大学文学部哲学科卒業後、香川栄養専門学校(現・香川調理製菓専門学校)を経て栄養士になったのち、都内心療内科クリニック併設の研究所で食事カウンセリングに携わる。産後、働き方を見直すなかでパラレルキャリアの道を開拓。自身の経験を生かして、澤円氏の執筆・講演業のマネジメントに携わり、現在は合同会社スリップストリーム所属文化人のマネジメント業務も手掛ける。

「2021年 『何もしない習慣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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