戦略を、実行できる組織、実行できない組織。

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  • Amazon.co.jp ・本 (417ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863940239

感想・レビュー・書評

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  • 何をすべきかならわかってる。私が知りたいのはそれをどうするのかだ。
    戦略と実行
    行動変革型戦略→竜巻と戦う必要がある

  • PDCAサイクル実行の具体策。

  • ■書名

    書名:戦略を、実行できる組織、実行できない組織。
    著者:クリス マチェズニー、ジム ヒューリング、ショーン コヴィー

    ■概要

    マチェズニー,クリス
    フランクリン・コヴィー社のグローバル実行プラクティス・リーダー、
    「実行の4つの規律」の開発者のひとり。約10年前からフランクリン・
    コヴィー社で4DXの開発を主導し、世界各地で4DXのコンサルティン
    グに携わり、何百もの組織に大きなインパクトを与え、目覚ましい
    成長をもたらした

    コヴィー,ショーン
    フランクリン・コヴィー社のグローバル・ソリューション&パート
    ナーシップ事業部エグゼクティブ・バイス・プレジデントとして、
    世界141カ国で展開する事業を統括している。フランクリン・コヴ
    ィー社のチーフ・プロダクト・アーキテクトとして4DXの初期の構
    想・開発チームを立ち上げて以来、4DXプロセスを精力的に推進し
    ている

    ヒューリング,ジム
    フランクリン・コヴィー社のソリューション4DXのマネージング・
    コンサルタント。過去30年にわたり、「米国における働きがいのあ
    る企業トップ25」に入る企業のCEOをはじめ、フォーチュン500企業
    から株式非公開企業まで幅広い企業のリーダーを歴任してきた
    (From amazon)

    ■気になった点

    ・緊急の仕事と重要な仕事が衝突すれば、必ず緊急の仕事に軍配が
     あがる。

    ・やることを増やすほど成果が上がらないのは、ものの道理です。

    ・人間は、遺伝子的に一度に一つの事しか完璧に出来ないのだ。

    ・目標を絞り込むとき、リーダーが直面する最大の問題は、良い
     アイデアを無視できない事である。

    ・勝っているかどうかが一目で分かれば、試合に身が入るのだ。

    ・行動を促す選手のスコアボードの特徴は、

     ・シンプルである。
     ・チームメンバー全員に見える。
     ・勝ち負けが瞬時にわかる。

     となる。

  • 4DXというオペレーションシステムの紹介。
    OKRのムーンショット同様にシンプル。
    特に先行指標で遅行指標をテコのように動かす考え方は好き。
    目標は大事だが遅行指標を目標管理すると失敗することが理屈でわかる。
    見るべきギャップは目指すべき指標にある。
    あとはアカウンタビリティーで見せ方と定期チェック。それだけ。
    だからこそフォーカスすべきことが絞られて戦略を実行に移すことができるとの主張。

    岩を動かすことができないがテコを動かすことはできる。

  • 先行指標と遅行指標、あらためてマネジメント側の重要性を気付かされる。とても良い本。

  • [出典]
    @amazon

  • 一般的な戦略理論は、ひとつの企業を調べればよい。「どのように」実行したか、は簡単には調べられない。
    実行のための4つの規律を定着させること。

    1,最重要目標にフォーカスする。
    重要だが緊急ではないこと。忘れやすい。先に時間を取る。

    2,先行指標に基づいて行動する。
    先行指標を定める。たいていの目標は、結果であり遅行指標。先行指標は見定めにくい。体重を減らすには、体重計の数値ではなく、運動量と食べたものをチェックする必要がある。

    3,行動を促すスコアボードをつける。
    遅行指標である結果と先行指標をスコアボードに示す。両方を示す必要がある。

    4,アカウンタビリティのリズムを生み出す。
    毎週レビューを行う。そのときに話し合うのは最重要目標と先行指標の管理だけ。緊急事項は議題にはいれない。

  • 戦略を立てること、計画を立てて進捗を追いながら実行させること。これらを学ぶのに良質な本だった。目標を達成させるための要素としてどのような指標があるか、それを達成するためにはフローの中でいつどの指標をどれくらい達成してなければいけないか。そのために今週はどの指標に対してアカウンタビリティーを持つのか、それの進捗はどうなっているか。

  • キーエンス メソッド

  • 先行指標と遅行指標という説明がとても腹落ちした。

    ●第一の規律
    ・最重要目標にフォーカスする

    ●第二の規律
    ・先行指標に基づいて行動する

    ●第三の規律
    ・行動を促すスコアボードをつける

    ●第四の規律
    ・アカウンタビリティのリズムを生み出す

  • 毎度目標設定はするが、毎度未達。
    それは戦略が間違ってるんだと思っていたが、そうではなくただ単に明確なシンプルな行動指標がなかっただけ。
    WIG、遅行指標、先行指標、スコアボード、アカウンタビリティ
    なんでこんな当たり前なことに気づかなかったんだろうと思えた1冊でした。

  • 読み直し。

    戦略実行の規律
    第1の規律 最重要目標にフォーカスする
    第2の規律 先行指標に基づいて行動する
    第3の規律 行動を促すスコアボードをつける
    第4の規律 アカウンタビリティのリズムを生み出す

    <アカウンタビリティでリズムを生む>
    1.前週のコミットメントについての報告
    2.スコアボードを確認する
    3.次週の計画

    チームレベルでの変化に必要な要素5段階
    第一段階 明確化
    第二段階 始動
    第三段階 定着
    第四段階 最適化
    第五段階 習慣化

  • 本当に会社というのは、売上利益結果などが大好きだ。
    大の大人が何十人も集まって「先月の売上は●●でした」と報告しあう。
    それはあくまで終わった結果であって、これからの話ではない。
    だからそこで、社長「なんで、××になったの?前から分からなかったの?」と問いただすのも変な話だ。
    すでに何か月も前からその事象は現場では把握されていて、それなりに改善策を考えていた。
    それでも結果がこうなったのだ。(もちろん上司から社長へはそんな話は上がっていない)
    そこで会議は「次回から頑張ります」で終了だ。これで何か改善されるのか?
    本書で書かれている内容は、そんなに難しい話ではない。
    一時期に流行っていた、KPIの話だ。
    しかし、確実に実行するには、KPIの設定だけでは足りないのだ。
    まずは「スコアボード化」する。そして、ほんの短い時間でも定例ミーティングで全員で振り返る。
    つまり現状の把握を部員で共有することが大事なのだ。
    今の状況で売上は達成できそうなのか?
    今、我々はどの位置にいるのか?
    最近はダッシュボードとか便利なツールがある訳なので、出来ないはずはない。
    ここでまた問題になるのは、何をスコアボードに表現するか?だ。
    ここでは売上数字を見ても意味はない。
    「最大のインパクトを与えられる一つの分野」に集中することがものすごく大事なのだ。
    案外とみんなは漫然とビジネスをしている。
    真剣に、そのビジネスの核の部分について考えてなかったりする。
    まさに「商売のキモ」だ。
    まず我々の商売のキモが何なのか?
    「てこ」のように、業績に大きなインパクトを与えてくれる数値は何なのか?
    そして、それをスコアボード化出来るのか?
    そのスコアボードはデザインとして優れてなければいけない。
    (見えやすくて分かりやすくないとまったく意味がない)
    果たしてこれを実践できるリーダーが社内にどれだけいるのか?
    実行力も当然だが、数字に強い人材がもっと必要に感じている。
    これくらい単純なスコアボードでも、シンプルだからこそ作成が難しい。
    やはりリーダーを育てなければいけない。
    (2020/6/13)

  • 戦略実行の規律
    第1の規律 最重要目標にフォーカスする
    第2の規律 先行指標に基づいて行動する
    第3の規律 行動を促すスコアボードをつける
    第4の規律 アカウンタビリティのリズムを生み出す

    第1の規律(ルール)
    1.1度に4つ以上の目標にフォーカスできるチームは存在しない
    2.選択した局地戦は、総合的な戦いに勝利をもたらすものでなければならない
    3.上位役職者は拒否権を支えるが、命令はできない
    4.すべてのWINGに「いつまでにX→Yにする」

    第3の規律(スコアボードの特徴)
    1.シンプルか
    2.すぐ見られるか
    3.先行指標と遅行指標が示されているか
    4.勝っているかどうか一目でわかるか

    第4の規律(WINGセッション)
    1.前週のコミットメントについての報告
    2.スコアボードを確認する
    3.次週の計画

    変化の5段階
    第一段階 明確化
    第二段階 始動
    第三段階 定着
    第四段階 最適化
    第五段階 習慣化

    第一の規律(インストール)
    Step1.可能性を検討する
    Step2.インパクトによる順位付け
    Step3.トップのアイデアをテストする
    Step4.WINGを定義する

    第二の規律(インストール)
    1.先行指標は直感に反する
    2.先行指標は追跡しにくい
    3.先行指標の多くは簡単すぎるように見える

    第三の規律(インストール)
    Step1.タイプを選ぶ
    Step2.スコアボードをデザインする
    Step3.スコアボードを組み立てる
    Step4.随時更新する

    第四の規律(インストール)
    Step1.相手を尊重する
    Step2.アカウンタビリティを強調する
    Step3.実行を励ます

    4Dxのインストールプロセス
    Step1.組織全体のWINGを明確にする
    Step2.チームのWINGと先行指標を設計する
    Step3.リーダー認定
    Step4.チームの4Dx立ち上げ
    Step5.コーチ付きの実行
    Step6.四半期サミット

  • 最近の読書テーマは、実行力。

    何をやるか も大切だが、
    実行につなげなければ意味が無い。

  • 約3年前、たくさん方針を考えてきたけど、大切なことを学んだ気がする(今更)

    目標を達成するためには新しいこと、さらに改善させることが必要。けど、今までやってきたことも維持することも大切。
    たくさんのことを掲げて一つ一つが疎かになっては意味がない。

    結果として現れるもの(遅行指標)はもうすでに行ったことに対することで過去のこと。結果を変えたければ自分で変えられること(先行指標)に目を向けるべき。これが一番なるほどと思ったこと。

    ビジネス本は熱量がすごくてあまり熱中して読めないけど、これはなかなか良いかもしれない。

  • ある方の推薦図書。やたら分厚い手帳や"7つの習慣"を販売している例の会社が、企業向けに提唱している行動の指南本。最近、理論系の書籍が多かったので、How toものが新鮮。背景にあるのは、計画的行動理論や管理的業務ルーティンモデルだろうか。

  • 頑張ってるのに、成果がでない。
    そんな方にオススメ

    何がゴールで、何をどうすれば良くなるのか
    悩んでるひまがあれば、この1冊をとりあえず読む。

    チーム意識改善、行動改善に役立つ1冊

  • ■実行の4つの規律

    A.最重要目標にフォーカスする

    B.先行指標に基づいて行動する

    C.行動を促すスコアボードをつける(現状がわからなければ、人はやる気をなくす)

    D.アカウンタビリティのリズムを生み出す

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