- Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863957312
作品紹介・あらすじ
キリスト教史を変えた「宗教改革」から500年。天上界のルターは、「現代」をどう考えているのか?宗教間の衝突、民族紛争、カトリックについて。根深く対立する国際社会を救う、宗教のあるべき姿とは。
感想・レビュー・書評
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(2016.11.24読了)
もともと法律家を目指していたルターは、雷に打たれた際に聖アンナに祈ったところ奇跡を体験し、宗教家を目指すようになった。壁から悪魔が出てきたのでインクを投げつけて撃退したという話も残っている。
釈尊や、イエス様も同様の経験を持つが、ルター様もそのクラスの神霊ということになろう。悟りが浅いと悪魔の声も神の声もわからないが「自分自身に謙虚で、確信ができるかどうか」がポイントであると。
エラスムスとルターの論争を引き合いに出し、法律や人間の選択の自由が強調される世の中に警鐘を鳴らす。「神への信仰あってこその個人の尊厳である」。罪というものも、刑期が終わるからではなく、相手への謝罪を心の底からするかどうか。
幸福の科学の活動につき、「政治と宗教が一体になる、上からの改革が一つ」「学問や知識を浸透させる方法がもう一つ」と述べる。
周知のとおり、ルターはミカエル様の魂の兄弟であられるが「大天使ミカエル」なる存在は、「神様の剣」としての一柱であり、「役職名」であることが明らかにされた。そもそも、リボルバーのように入れ替わってこの世に生まれてくるという仕組み自体をとっていない、さらに高層の次元では、「エネルギー」そのものになり、魂の兄弟どうしでもわからないことがあるという。
ミカエル様が現在アメリカの政治の場面に出ているという噂に関しては、結論を濁された。その他、EUの発展のこと、イスラム教のことなど、幅広くお話をうかがえた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
信仰を前提した上での自由。単なる「選択の自由」「行動の自由」だったらば、動物の自由と変わらない。