スクラムを活用したアジャイルなプロダクト管理―顧客に愛される製品開発

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制作 : Roman Pichler  江端 一将 
  • ピアソン桐原 (2012年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864010979

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スクラムを活用したアジャイルなプロダクト管理―顧客に愛される製品開発の感想・レビュー・書評

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  • 最小の需要がある製品(26P)
    最も成功した製品は明確でシンプルな価値提案を持っている。購買者は通常3〜4つの要因に基づいて、競合製品との間で選択を行う。
    選択した顧客のニーズを満たす最小限の機能を持つ製品

    エレベーターテストに合格できないと、ビジョンが長すぎるか複雑すぎる。

    新製品の失敗率は低く見ても25%〜45%

    シンプル(29P)
    最小限の機能しか持たない、簡単に使える製品を開発するには、シンプルでなければならない。
    シンプルであることは、洗練の極みである。
    製品の美しさだけでなく、製品の本質に焦点を当てて本当に必要なものだけを構築し、製品の調整や拡張が容易にできることを意味する。
    シンプルさに向かっていくプロジェクトは、ソフトウェア開発の生産性も改善される。
    シンプルさを実現する最も簡単な方法は、思慮深い削減。不確かな場合は削除する。

    顧客ニーズと製品属性(32P)
    顧客ニーズに焦点を当てることにより、あくまでも顧客やユーザーを満足させるための手段として製品を見るようになる。
    顧客属性は、製品がニーズを満たすために必要かつ重要な属性。属性には、機能的もしくは非機能的な性質の両方が含まれる。
    機能的属性→電話の発信、受信
    非機能的属性→性能、堅牢性、スタイル、デザイン、心地よさ
    ニーズと属性を分離することで、なぜ製品が必要なのかと、どのような製品で何ができるべきなのか両方が調査できる。

    製品属性を識別できたら、それらに優先順位をつける。複数のニーズを満たす属性は重要であり、高い優先順位を付ける必要がある。以下の要因を使って優先順位を付ける。
    ・このために他を犠牲にする
    ・維持しようとする
    ・他のためにこれらを犠牲にする

    ペルソナとシナリオ(P37)
    正しいペルソナを見つけると、製品がどのように彼らの生活に影響を与えるかを調査できる。
    これを行うには、製品がある状態とない状態で、ペルソナがどのようにして目標を実現するのかを表すシナリオを作成する。
    →二つの消費マップを作成すること。
    1その製品がない状態で特定の目標を実現するために必要な活動
    2その製品を使っている将来に必要となる活動

    これらを活用すれば、製品の価値提案を確立できる。
    選択した属性は必要か?
    これらは、全てのペルソナに利益を提供できるか?
    ほかにも重要な製品属性を特定できるか?

    ビジョンボックスと業界紙レビュー(P38)
    ビジョンボックス
    製品が出荷される際に使用されるパッケージのモックアップ。
    スクラムチームが製品名を選択し、製品の図、製品を売るための3か条をボックスの前面に表示する。

    業界紙レビュー
    スクラムチームが、製品発売後にどのような記事を読みたいのかを検討

    狩野モデル
    1基本品質
    あって当たり前
    2性能品質
    多ければ多いほどいい
    3興奮品質
    お客様を喜ばせる機能
    顧客の潜在的ニーズに関連する場合もある

    時間が経つにつれ、興奮品質が性能品質に、性能品質が基本品質になるので、定期的に更新して、顧客を喜ばせる機能を提供しないといけない。

  • 再読した。
    初回に読んだあと関連分野でいろいろ研究してきたが、読み返して、この本の内容に感じる重さがずいぶんと違ってきた。

    ボリュームは薄くスラッと読めるが、スクラムの実践におけるプロダクトオーナーとして知っておくべき事が満載だ。
    以前は「これは大切なことだな(なんだろうな)」くらいの意識の枠を広げる手助けくらいだったが、実践し支援しプロダクトオーナーと並走してきて、本当に重要なことが書かれていると感じる。

    各章にある「よくある間違い」は、本当に"よくある"と私も思う。
    実践する立場なら、知っておくだけでも価値があるのではないかな。

  • 「よくある間違い」の章が良い。プロダクトオーナーとは最終的な製品のビジョンを伝えることができ、同時に完成に至るまでビジョンを見続けることができる実行家。

  • 各章にある「よくある間違い」は、かなりピンポイントで痛い所をついてくる。
    POの視点に立ったスクラムの概要をまとめて読むことができるので、とても貴重な書籍。
    POが協働することで、日々、プロダクトバックログをメンテナンスし、時期スプリントのストーリーの詳細度を詰めていく作業を真剣に行うと、間違いなくバンジー的には参加出来ないだろう。とても参考になった。

    -引用-
    ・イノベーションとは、全てにYesということではありません。最も重要な機能以外の全てにNoということです。
    ・プロダクトバックログを装った要求仕様は、おそらく、プロダクトオーナーとチームの関係が不健全になっていることの表れです。そのようなプロダクトバックログに遭遇したら、製品ビジョンがあるかどうかを確認してください。

  • プロセスマネジメントやプロダクトオーナーについて理想の姿だけを語っても、当たり前に見えるのでなかなか伝わりにくいものですが、本書は、「よくある間違い」という項を設けているので大変わかりやすいものになっています。

    ところで、品質について、下記の既述がありました。

      「品質の妥協に起因する問題は、保守や拡張がより高価かつ困難な製品が、チームに残されることです。確かに、その時点ではチームはより多くの作業を終わらせることができるかもしれませんが、数か月単位で考えると、より少ない作業しかできなかったことになります。また、品質の低下は、チームのプライドを維持することを困難にします。それは職人の技能と優れたエンジニアリング習慣を損ないます。」

    本当に、その通りですよね。

    品質をキーとする活動は、テストエンジニアや品質関係者だけではなく開発者にとっても大切なことだなぁとあらためて思いました。

  • POに焦点を当てた内容でいろいろ参考になりました。

  • 【関連本】
    イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)
    アドレナリンジャンキー プロジェクトの現在と未来を映す86パターン
    Design Rule Index[第2版]― デザイン、新・25+100の法則
    ザ・グーグルウェイ グーグルを成功へ導いた型破りな戦略

  • "プロダクトオーナー"にフォーカスしていて、ちょうど自分が今必要としている内容だったので、良かった。

    POのロールをやったことがある、もしくはPOを間近で見ている人であれば、非常に役立つと思う。

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