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- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864030861
作品紹介・あらすじ
四国・畿内戦線で活躍し、足利義栄を将軍に擁立。松永久秀・三好三人衆と戦い、信長にも一目置かれた戦上手であったが、主君により非業の最期を遂げる。戦国を生ききれなかった名将の激動の生涯をたどる。
感想・レビュー・書評
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阿波三好家の重鎮で、近畿遠征軍を支えた剛腕。将軍から陪臣と軽く扱われた三好長慶の家子(実休)の家臣で官途は右京進(低い!)。中公新書『三好一族』が出版されたいまなら是非一般書をと期待したら故人と知り残念しきり、ここでしか読めない内容です。長慶没後に、義継=久秀連合と三好三人衆そして阿波三好家に分裂グダグダ展開のなか、義稙流悲願の将軍職に義栄を据えています。病床の毛利元就を震撼させた(かもしれない)児島合戦、土佐一条家から鷹を京まで持ち運んだ律儀もの、フロイスからのよいしょと話題に事欠きません(2013年)
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平成元年に刊行された旧版を再編・再刊したもの。阿波三好氏の重臣である篠原長房を軸とした内容であるが、伝記と言うより関連史料を時系列で整理したといった趣。畿内三好政権や足利義栄についても理解の助けになると思われる。
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