新田義重―北関東の治承・寿永内乱 (中世武士選書)

著者 :
  • 戎光祥出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864030946

作品紹介・あらすじ

上野のみならず京都にも拠点を持ち、摂関家や平氏の家人として活躍。治承・寿永内乱では河内源氏嫡流を称し、源頼朝に対抗して北関東で挙兵。新田荘の成立など、上野の地域社会の実態にも鋭く切り込む。

感想・レビュー・書評

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  • 副題の治承・寿永内乱に関する記述はむしろ少なくて、新田氏の所領とその周辺の形成過程に関する内容が多い。平安末期における荘園展開については初めての知見が多く、興味深い点もあったが理解が難しい内容も多かった。

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著者プロフィール

久保田順一(くぼた・じゅんいち)

1947年、群馬県生まれ。東北大学文学部国史専攻卒。専攻は日本中世史。現在は群馬県文化財保護審議会専門委員。
著書として『室町・戦国期 上野の地域社会』(岩田書院、2006年)、『中世前期 上野の地域社会』(岩田書院、2009年)、『上杉憲顕』(戎光祥出版、2012年)、『新田義重』(戎光祥出版、2013年)、『新田三兄弟と南朝』(戎光祥出版、2015年)、『上杉憲政』(戎光祥出版、2016年)、『長野業政と箕輪城』(戎光祥出版、2017年)、『上州白旗一揆の時代』(みやま文庫、2018年)、『戦国上野国衆事典』(戎光祥出版、2021年)などがある。

「2023年 『上野武士と南北朝内乱』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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