大内義興: 西国の「覇者」の誕生 (中世武士選書 第 21巻)

著者 :
  • 戎光祥出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864031110

作品紹介・あらすじ

明応の政変後、足利義稙を擁して上洛。激動の室町から戦国移行期に、室町幕府の「管領代」として重きをなした天下の重鎮の生涯を、新たな視点から活写する。

感想・レビュー・書評

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  • 戦国時代への移行期に大内氏の当主を担った義興の評伝。古代中国の概念である「覇者」の論理をもって大内氏の行動原理を表そうとする試みは面白いと思った。義興期の分国経営を担った人々の分析も興味深い。

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著者プロフィール

京都大学文学部卒業、京都大学大学院文学研究科修士課程修了、ハイデルベルク大学哲学部博士課程修了(Dr. phil.)。専門はヘレニズム史、ローマ史、ギリシア語刻文学。京都大学大学院文学研究科西洋史学専修准教授。
主要著訳書
Imperial Cult and Imperial Representation in Roman Cyprus (Franz Steiner)、『古代地中海の聖域と社会』(共著、勉誠出版)、『歴史の転換期1 B.C. 220年』(共著、山川出版社)、『論点・西洋史学』(共編著、ミネルヴァ書房)『生き方と感情の歴史学』(共著、山川出版社)、『岩波講座 世界歴史3 ローマ帝国と西アジア』(共著、岩波書店)、クリストファー・ケリー『1冊でわかるローマ帝国』(岩波書店)

「2023年 『古代ローマ人は皇帝の夢を見たか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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