マンガで読む真田三代

著者 :
  • 戎光祥出版
4.09
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本棚登録 : 48
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864031783

作品紹介・あらすじ

多くの歴史ファン、戦国ファンを魅了してきた真田三代(真田幸綱、真田昌幸、真田信繁(幸村))。本書では、歴史マンガ作品を多数発表してきたマンガ家・すずき孔氏が、大河ドラマ「真田丸」の時代考証を担当する歴史研究家・平山優氏監修のもと、戦国時代の真田氏とその周辺の人物について、政治史、戦乱史などを交えながら詳解。国民的な人気を誇る真田の群像を鮮やかに浮かび上がらせて参ります。このほか、真田家の家系図や関連人物事典、関連史跡ガイド、年表などの各種資料も収録。

感想・レビュー・書評

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  • ●幸綱は村上に敗れた後、上杉→武田晴信に使えた。
    ●幸綱の後を継いだのは長男の信綱だが、長男次男は長篠の戦いで戦死した。合戦では織田の馬防柵を突破していた。
    ●従って真田三代と言えば、昌幸→幸村と言われる。
    ●昌幸は、徳川に協力をしたのに徳川は北条と和睦を結び、沼田領も引き渡そうとした。
    ●関ヶ原の戦いでは、昌幸と次男信繁は石田三成につき、長男信幸は徳川に残し東西で戦うこととなった。犬伏の別れ。
    ●家康は、昌幸と信繁に死を命ずるつもりだったが、徳川方に着いた兄信幸、その舅と本田忠勝(小松姫の父)などに諌められ断念。
    ●信繁は34歳で幽閉生活。11年後大坂冬の陣。大阪城の南に出丸を築き守備をする。これが真田丸。
    ●家康は、秀頼、淀殿に講和を申し入れ、和平が成立。しかし内堀まで埋められてしまい、真田丸も無力化されてしまった。
    ●関東勢百万も候へ 男は一人もなく候!
    ●兄の信之はそのまま93歳まで生きた。松代藩真田家の蔵には、長持が厳重に保管されていた。中身は家康から拝領した短刀のほかに、関ヶ原の前石田三成と父昌幸が取り交わした書状など多くの文書が入っていた。真田がかつて徳川に歯向かった証を、大切に守り抜いたのである。
    ●小松姫の活躍。家康がなくなっても、私が家康の幼女であることに変わりは無い。真田は反逆者ではなく、徳川家親族の家柄であると。

  • 蔵書整理で手放すので、再び出会い読む日もあるか

  • とてもわかりやすく理解できました。

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著者プロフィール

愛知県出身。漫画家。高校時代に歴史の世界に魅せられ大学在学中に商業誌で漫画家デビューを果たす。その後、漫画家のアシスタントを務めながらマンガの基礎技能を磨いていく。三河武士(徳川家康の家臣団)の生き方に共感しており、三河武士に関連する作品も数多く手がける。

「2021年 『マンガで読む 武田二十四将』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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