株式後悔~後悔せずに株式公開する方法~ (HS/エイチエス)

  • 無双舎
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864084505

感想・レビュー・書評

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  • 隣の席の先輩に借りた本。とても面白かった。色んな立場の意見が書かれてあるのがいい。

  • IPO(株式公開)を勉強しなければならないとは。

    以下、備忘録。

    合併や株式交換などの会計処理には、当事者企業の価値を基礎とした合併比率・株式交換比率の算出が必要。一般的に、非上場企業の評価方法としてDCF法(割引価値による算定法)や純資産法など多くの手法がある。

    経営について学んだという人が、こういう市場は儲かりそうだからこの事業を始めたというパターンは失敗しがち。なぜなら、ベンチャーには苦しく辛い時が必ずあり、儲け主義では、その困難を乗り越えられない。

    未公開会社の株価算定方法は、純資産法価格方式や類似業種比準価額方式、ディスカウントキャッシュフロー方式など。結局、会社の成長性、財務状況を加味した需給で決まる。

    解雇には普通解雇、整理解雇、懲戒解雇の3種類。

  • IPOについての基礎知識。

  • 金融機関関係者と世間話をしたり、同業者と集まって飲んだりするとよく出てくる話が多く、現在のIPO業務にまつわる実際的な話がまとまっていると思います。本は分厚いですが、ライトな建て付けに仕上がっており、短時間で読めてしまう内容。

  • IPO準備をしている方向けの本。
    様々な利害関係者がどう感じているかがつづられている。
    読みやすく、本のボリュームをる。

  • うひょー!楽しすぎる!
    おもしろいだけでなくタメになる知識も満載だったのだけれど、
    1番ぐさっと来た一文がこちら。
    「取引所の担当者というのは、ある意味、裁判官みたいなもの。
    どんなに若造で、腹が立っても、そこは我慢。
    『上場してしまえばこっちのものだから、とりあえず取引所担当者をおだてておこう』というくらいの度量が必要です。」

    …。。

  • 題とはちがってIPOへの思いはかなりポジティブ。会計士のぼやきは、共感できるところが多くて、うんうんいいながら読める。ただ、愚痴のまとめといってしまえばそれまでだから一般のひとにとってはまるで面白くないかも?

  • IPOにおける関係者がわかりやすくていい。

  • 上場準備の色々について、飲みの席で聞けるような話が本で読める、といったイメージがしっくりくる気がします。
    とても面白かったです。上場準備中の会社関係者やIPO関係者は「ネタ」として、これから上場を目標に準備をされたいベンチャー経営者の方は「こんなことするのか」「こういうことを突っ込まれるのか」という予習に、良い材料になるかと思います。
    内容もきっちりしており、かつ分かりやすく、ここまでさまざまな関係者の見解が分かる本も類書がありませんので、テーマにご興味や関心のある方にはお勧めだと思います。

    ブログでの紹介記事:
    http://money-learn.seesaa.net/article/176393751.html

  • H22.11.17
    「上場している意味ある?」と思う会社がいくつもある。でも、上場を果たした当初はいろいろと苦労したんだね。
    それでも。。。最近はそのブランド力も落ちたよなぁと思うのも事実。株価も冴えないし。お金はかかるし。社外役員いれなきゃいけないし。提出物多いし。
    とはいえ、会計士、弁護士、税理士、証券会社などなど、IPO関連の仕事は面白そう。知的にも体力的にも労力をかけるだけの達成感はあるんだろうな。

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