ミミズの話

  • 飛鳥新社
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本棚登録 : 180
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864100304

作品紹介・あらすじ

もし、ミミズがいなければ人は文明を持てなかった。-ダーウィンが生涯最後の研究テーマに選んだ小さな生物をめぐる、わくわくするような地下世界探検の物語。

感想・レビュー・書評

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  • ミミズの話をしているだけなのに、お庭の堆肥にダーウィンに生態系、微生物からパンゲアまででてくるとは!
    ものすごく広がってるけどあくまでミミズの話。
    これはいいミミズ愛。

    ミミズもだけどダーウィンに興味が出てきた。ダーウィンかっこいいな!

    ふおー楽しいー!
    目をつけてたのになんでもっと早く読まなかったんだろ。

    環境問題のところはちょっと「チェルノブイリの森」を思い出した。
    著者の姿勢は環境語りにしてはゆるい。「ダイエットするよ明日から」くらいのゆるさ。
    でもまあ嫌ではない。

  • ダーウィンは、人間には生物を都合よく利用する傾向があり「人間はきまって極端に走ろうとする」と書いた。ミミズに特定の細菌を食べさせ処理させるのは身勝手なこと。自分で後始末するのが筋ではなかろうか。あるいは、もとから汚さない術を身につけるべき。

  • ミミズまじですごい!
    土の中って全然興味なかったし興味持っても中々見れないけれど、ミミズだけじゃなくて色々な細菌とか真菌がいて、目に見えにくくともちゃんと生態系があるんだなと感じた。
    ミミズを移植するのは他の動物と同様に影響ありそうだけど、ミミズが、というよりは他の菌も含めてって、土を移植するのって結構多数の生物を移していることなんだなと思えた。
    ミミズは逆光性があるけれど、ゴカイにもあるのかなと疑問に思った。顕微鏡下で盛んに動いていたのはそれによるものなのか。
    単純にミミズにたくさんの種類がいることに驚いた。考えてみればそうなんだけど、そこまで気にしなかったというか、ミミズの存在が薄かったというか。
    読みながら、驚くことばっかりだった。また読んでみたい。

  • ミミズの能力の素晴らしさを知ることができて、
    面白かった!
    ミミズに敬意を払いたいです。

  • ミミズすげーっ!

  • 請求記号:483.93/St5
    選書コメント:
    我々の足元の土の中でひっそりと生きるミミズ。この生物が実は大きな仕事をし、地球の環境にとって重要な存在であることを、ユーモアを交えながら解き明かしている。ミミズ研究者ではない著者によるユニークな視点でわかりやすく書かれている。自然界の営みの一端を知ることができる。
    (環境創造学部環境創造学科 橋本 みのり 講師)

  • 驚くような話が多すぎて、途中、何度も休みながら読みました。素晴らしい本!これが、青い地球の源です。

  • ブルータス

  • ミミズの研究には晩年の ダーウィン博士が取組んでいらしたそうだ。著者はミミズ好きのおばちゃんのようで、もうちいと 専門性の高い本かと思っていたから、もの足りなくはある。

  • たかがミミズ、されどミミズ。
    ミミズのせいで生態系を破壊してしまうこともあるなんて知らなかった。
    グローバル化が進む現在の意外な落とし穴をみたような気がした。

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