「悪意の情報」を見破る方法 (ポピュラーサイエンス)

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制作 : 菊池誠  今西康子 
  • 飛鳥新社 (2012年8月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864101875

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「悪意の情報」を見破る方法 (ポピュラーサイエンス)の感想・レビュー・書評

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  • 心理学と統計学の応用の話。
    科学リテラシーを向上させる為の考え方。
    巻末の20のポイントだけでも、何かの情報に接した時の対応の仕方が変えれると思う。
    ただし、相手が凝り固まった場合には、どうすればいいのかね。情報を聞いて、流すしかないのだろう。
    1.正当な批判と単なる科学叩きには明確な違いがある
    2.意見が対立している、あるいは、科学的合意がなされている、といった主張はいずれま鵜呑みにしないこと
    3.科学界が真価を認めようとしない、と主張する自称「革命家」には要注意
    4.バイアスはどこにでもある
    5.一次情報に立ち戻って、利害関係者たちかそれぞれどのような見方をしているかを調べる
    6.2つの選択肢のいずれかを選ぶしかないように見えても、実はそうではないことが多い
    7.リスクとデメリットが示されていても、それが全てではないことが多い
    8.あるイノベーションの応用方法の一つひとつに、それぞれ独自のリスクとメリットがある

  • 科学技術を判断する際に、利害関係者の存在を意識することは、基本だが大切なこと。

  • 恐ろしいのは今世間に通用する健康常識が100年後には嘘だったというのが常識になるかも知れないという事。

  • 《教員オススメ本》
    通常の配架場所: 3階開架
    請求記号: 404//Se15

    【選書理由・おすすめコメント】
    著者はカリフォルニア大学サンディエゴ校で科学の研究成果を一般人に説明する手法を科学の専門家に教えています。日本語訳の発行は2012年8月。ちょうど原発事故によって科学に対する正しい見方を求めている時に発行されました。その後、STAP論文や薬の臨床実験で不正が明らかになり、ますます、科学への正しい見方が問われる時代に読んでおくと役に立つ本です。
    (経営学部 持丸邦子先生)

  • 上司に残業させられそうになったときは、業界用語で切り抜けろ(P237)。笑ったよ。確かにこいつ休ませないと(;゜0゜)って思った!

    内容は具体的で、気がつかなかった考え方が多々あって参考になった。

  • 「何を」言うかの前に「誰が」言うか。これを踏まえてから情報を受け取ること。

  • まずは帯に注目をしてほしい。
    「DHMOという危険物質が広く世界に野放しにされている」
    この危険物質のリスクは
    ・酸性雨の主成分
    ・誤って吸引すると少量でも死に至ることがあり
    ・気化した状態では重度の火傷をひきおこし
    ・悪性腫瘍を生体検査すると必ず検出される

    この危険物質の正体は 「水」つまりH2Oだ 
    Phが酸性につよければ たしかに 酸性雨になる
    水を誤って肺に吸引すればそれは死にいたる
    水の沸点は 100度摂氏だからそれはやけどする
    人間の生物組成は水に依存しているので必ず生体検査では検出される

    もっと言えば 水爆の原料でもある。 

    こういった論法は 主にマスコミ宣伝 政治によって都合の良い利害抽出によって多様される 

    決して科学の世界だけではない この本の巻末には
    批判 批評をするための知恵20カ条が書かれている

    参考になるので是非心に留め置いてもらいたい
    1. まとも批判と単なるバッシングには明確な違いがある
    2. 意見が対立している、あるいは、科学的合意がなされている、といった主張はいずれも鵜呑みにしない
    3. 科学が自分の真価を認めようとしないという自称「革命家」には要注意
    4. バイアスはどこにでもある
    5. 一次情報に立ち戻って、利害関係者たちがそれぞれどのような見方をしているか調べる
    6. 2つの選択肢のいずれかを選ぶしかないように見えても、ホントはそうでないことが多い(単純化の罠)
    7. リスクとメリットが示されていても、それで全てとは限らない
    8. イノベーションの応用例の一つ一つに、それぞれ独自のリスクとメリットがある
    9. 大きな視野に立つと、選択肢を客観的に評価できる(過去、地域など、適切な比較対象をもて)
    10. 当初案の欠点を指摘しただけで、代案が最善だという証明にはならない
    11. 交絡因子は、原因を見きわめるのを難しくする(相関関係は因果関係ではない)
    12. 盲検化試験は、バイアスの影響を排除するのに有用
    13. 複数のタイプのデータを組み合わせると、因果関係を立証しやすくなる
    14. ある状況下で得られた研究結果は、他の状況に当てはまらないことが多い
    15. データの収集方法によって、統計数字が歪められることがある
    16. 統計数字を額面どおりに受け取るなかれ
    17. 研究結果が真っ二つに分かれている場合、真実はたいてい中間のどこかにある
    18. 費用便益分析は、もっとも体系的な意識決定方法である
    19. 自分の思考プロセスの弱点を熟知していれば、あなたを操作しようとする相手の策略にはまらずにすむ
    20. 1つの問題を掘り下げていくと、いくつもの理解レベルが、層をなしているのが明らかになる

  • 一般的に言われる思考プロセスの弱点に関する再説明ばかり。目新しい視点は少ない。というより「基本スタンス」としての解説に徹している。具体的には、前提となるコンテクストに注意、トレードオフを考慮する、思い込み(因果)、過度の一般化、アンカリング、確証バイアスなどを知る、など。

  • エンジニア、研究者、それ以外の業種でも事実に基づく判断は必須である。しかし、誰かの手で編纂されたものには必ず何らかの意図で歪められている事に気付く必要がある。
    本書の例を読むと思わぬ見落としに気がつく。
    逆の見方をすれば、自分に優位な情報はいくらでも創り出せるということ。賢く、正しく使っていきたい。

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