ウイルス・プラネット (ポピュラーサイエンス)

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制作 : 今西 康子 
  • 飛鳥新社 (2013年2月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864102322

ウイルス・プラネット (ポピュラーサイエンス)の感想・レビュー・書評

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  • =最悪の敵か、最強の味方か。地球は、ほぼアイツらでできている= ←帯より

    地球の様々な場所にもウイルスは存在する。うまく共存共栄といきたいところだけど、時にヒトに害をもたらし牙をむく。宿主もろとも自滅してしまう凶暴なものが出現したり、逆にうまく折り合いをつけて共存するタイプもいる。

    目に見えない存在だからこそ手強い相手だと思う。すべてに打ち勝ってクリアしても、ラスボスはウイルスや地球本体や自然災害なんじゃないかなと思ってしまった。

    ウイルスは地上から見上げた星々に雰囲気が似ているような気がする。どこか宇宙とつながっているような不思議な感じがする。

    一番こわいなーと思ったのは、人がその星々に手を加えてしまったり、DNAのパターンを完全に解析して、いつでも人為的に作ろうと思えば作れてしまうところ。もう入ってはいけない領域に入ってしまっている気がして、ぞくっとした。

    内容はとてもわかりやすくって気軽で読みやすかったです♪

  • 人類と昔からずっと戦いあっている風邪やインフルエンザのウイルスや、最近になって猛威をふるいだした、SARSウイルスやHIVといったこわいウイルスなどなどを紹介するとともに、ウイルスが、実は海洋で酸素を生みだす役割の大きな部分を担っていたりするなど、あまり知られていないであろうウイルスについてのあれこれをやさしく詳しく教えてくれる本です。たとえば、AIDSを発症させるHIVの起源はといえば、なんと、チンパンジーが保持していたウイルスだそうで、それがヒトに感染して突然変異を起こしてHIVになったものだそう。歯ぐきから出血しているようなチンパンジーに噛まれた、だとか、チンパンジーを食べた、だとか、そういったことで感染してきているようです。チンパンジーを食べる文化ってあるんですね、人間と近縁種だから心理的に避けそうなんですけども、やはり、生き延びていくためには食べるしかないですから、その土地その土地での、貴重なタンパク源として、チンパンジーも狩られているんでしょうね。また、チンパンジーじゃなくとも、アフリカあたりではサルを狩って食べる土地があって(たぶん、ごく狭い文化ではなく、サルを食べる行為が、まあまあ、ありふれていると思われる)食べることでサルが保持しているウイルスがヒトに移り、そのなかでもエボラ出血熱を起こすウイルスなんかが突然変異してヒトの体内に適応するようになり、ヒトのなかで蔓延するみたいです。まあ、順序を整理すると、サルからヒトにわたって、ヒトのなかで突然変異して、エボラ出血熱を起こすようになるようです。と、このようないろいろなトピックが、雑誌の良質なコラムのような体で、十数ページくらいをひとつの項としてまとめてあります。著者の語り口も翻訳者の仕事もどちらもいいのでしょう、落ちついた文体で好感の持てる本に仕上がっています。他人におすすめしやすい感じの本です。

  • ウイルスとは何なのか?ということが分かりやすく(まだ分かっていないことも多いが)書いてある。変化の激しいこの分野の分かりやすい本は貴重なのでは。

  • 【選書者コメント】ウイルスというと、良くないイメージがつきまとう。できればお付き合いしたくないという人は多いだろう。けれども衝撃の言葉がこの本の帯に書かれていた。地球は殆どウイルスで出来ている!ウイルスは本当に悪い奴らなのだろうか。
    [請求記号]4900:2317

  • 生物か無生物かわからないウィルスの存在は、多くの人にとって恐ろしいものでしょう。
    しかし、ウィルス由来の遺伝子がなければ人間を含む哺乳類が、自らを複製できないことは衝撃です。
    人間や他動植物を死亡させるウィルスもあれば、それらの細胞に永住しつづける選択をするウィルスもあります。
    恐ろしいだけではないウィルスが、この一冊に綴られています。

  • ウィルスは生物か非生物か、家人と話していたのを思い出しふらっと図書館から借りてきました。すごく面白い!私は文系なので生物学とかほとんど無知なんだけど、すごくわかりやすく面白く書いていてほ~っと感心することばかり。他の本も読んでみたいと思わせる本でした。

  • 大学の図書館でいっきに読みました。確実に「へぇ〜」っていう口になってたと思います。

  • ウイルスって、不思議だ。面白い。

  • ウイルスは創造と破壊の両方を併せ持つ存在であり、地球上のあらゆるところにいる、というのが主題。ウイルスとは、とにかくただ悪いものではなく、生命にとって重要な役割をもっているのは確か。僕らのDNAも、どこまでがヒトのもので、どこまでがウイルスなのかもわからない、といわれるとこそばゆい。ウイルスがいなければ子どもも生まれない。ラテン語のウイルスには、蛇の毒液と、人間の精液、の二つの意味があったそうだ。それが端的にウイルスの性質を表している。個々の事例はそれほど詳細でないが、愉しく読める本。

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ウイルス・プラネット (ポピュラーサイエンス)の作品紹介

最悪の敵か、最強の味方か。地球は、ほぼアイツら(ウイルス)でできている。知っていそうで知らなかった、驚きエピソードの数々。

ウイルス・プラネット (ポピュラーサイエンス)はこんな本です

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