池上彰と考える仏教って何ですか?文庫版

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著者 : 池上彰
  • 飛鳥新社 (2014年10月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864103725

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池上彰と考える仏教って何ですか?文庫版の感想・レビュー・書評

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  • うーん、基本的にあまり内容は多くない。
    ダライラマとの対話も、「日本は日本は」で、我執丸出しなんじゃないかという感じ。まあとは言えダライラマの言葉が載っている点はよい。

  • 池上彰さんの宗教シリーズ。
    オーディオブックにて購入、読了。

    普段、何となく興味を持っている「宗教」関連の内容だったため、非常に面白く読めた。

    インドでの仏教の発祥から、日本での仏教の変化、そして「葬式仏教」と呼ばれるに至った経緯までがとても分かりやすく説明されている。
    「仏教」の基本を学ぶには、とても良い1冊だと思う。

    仏教の基本的な教え、「人のためになることを続けていけば悟りが開ける、そして自分の自信にも繋がる」という考え方はとても共感できた。
    まさに今流行っているアドラー心理学にも通ずる部分があるように感じる。
    最近かなり余裕が無く、あまり実行できていなかったので改めて意識していきたいと思った。

    聖徳太子が国をまとめるために仏教を取り入れた話、キリスト教を禁止するために檀家制度を導入した話、時として国に影響を及ぼす「宗教」の影響力を改めて感じた。
    人の根本的な考え方そのものに影響を与える宗教は、人を救うこともできる一方で、使い方を誤ると恐ろしい結果になると思う。

    日本人は確固たる信じる宗教が無いため、何となく心の拠り所を失っている気がする。
    そのため、どうしても他人の目が物差しになる。
    テーマ的には、遠藤周作さんの「海と毒薬」に近いかなと感じた。
    経済的に豊かにも関わらず、自殺率が高い原因もそこにあるような気がしてならない。
    心を豊かにするため、今一度宗教との向き合い方について考える時期が来ているように感じる。

    自分が何と無く宗教に興味を持ってしまうのも、どこかで救われたいと思っているのかもしれない(笑)

    この本とは直接関係ないが、ランニング中にオーディオブックとして聞くなら、小説よりも知識を目的とした実用書の方が良い気がした。
    小説は、本として読む方が自分のペースで雰囲気を味わいながらより楽しめる。
    実用書であれば、オーディオブックとして流してるだけでも何となく情報が入ってるのでとても良い感じ。

  • 仏教を非常にわかりやすく説明している。


  • 日本では葬式仏教と言われるが、その誕生から考え方も含めてわかりやすく解説されており勉強になる本。寛容・科学的で受け入れれやすい宗教。ダライラマとの対談内容も紹介されている。
    手塚治虫のブッダを読み返したくなった。
    利他の精神で意義深い人生を後悔なく過ごすことの大事さが分かる。笑いや楽しみも重要な要素だと感じる。仏教の寛容さと科学的な姿勢、善悪の根拠は動機や目的といった考え方は魅力的。

  • 内容紹介

    10万部突破のベストセラー、待望の電子書籍化!!仏教の誕生、日本への伝来から、葬式や戒名の意味、新興宗教まで――。池上彰が仏教にまつわる疑問をわかりやすく解説。さらに、ダライ・ラマ14世とインド・ダラムサラで対談。いまこそ必要な仏教の役割について問う。

    内容(「BOOK」データベースより)

    仏教の誕生、日本への伝来から、葬式や戒名の意味、新興宗教まで―。仏教にまつわる疑問をわかりやすく解説。 著者について 1950年8月9日、長野県に生まれる。慶應義塾大学卒業後、73年に日本放送協会(NHK)に入局。 報道局社会部記者などを経て、2005年に退職後、独立。 著書に『伝える力』(PHPビジネス新書)、『池上彰の宗教がわかれば世界が見える』(文春新書)など多数。

    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

    池上彰 1950年8月9日、長野県に生まれる。慶應義塾大学卒業後、73年に日本放送協会(NHK)に記者として入局。報道局社会部記者などを経て、2005年に退職後、独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    *本の感想です。オフィス樋口Booksより転載しています。http://books-officehiguchi.com/archives/4691152.html

    この本は、第1章で仏教の始まりから新興宗教・オウム真理教に至るまでの変遷、第2章でダライラマ法王との対談、第3章で仏教で人は救われるのかというタイトルで日本人と仏教との関係について考察されている。

    第1章では仏教の変遷として、原点としてのブッダ、聖徳太子(厩戸皇子)が仏教を推奨した経緯、鎌倉新仏教、江戸時代における檀家制度、明治以降の仏教について取り上げている。第1章の終わりにオウム真理教を取り上げ、人はなぜカルト宗教にはまるのかということを池上氏が記者時代の経験を基に分析している。

    第1章については、法事・葬式などで分からないことがあれば参考になると思われるので、仏教についてほとんど知識のない人にも読みやすい内容になっている。

    第2章ではダライラマ法王と池上氏との対談形式である。冒頭で東日本大震災の話が出ているが、この本が出版されたのが2012年で、取材した日が東日本大震災から1年後ということが背景にあるかもしれない。ダライラマ氏が日本人の姿を見て立ち直れると氷解している点を高く評価したい。現在の復興の進捗状況を把握していないが、今後の励みになればと思う。

    第3章では仏教で人は救われるのかというタイトルで、日本人と仏教との関係について述べられている。仏教と日本人が疎遠になっているので、葬式などの慣習を通してもう一度考え直したいと個人的には思った。

  • 仏教は元々インドから始まったもので、それが中国というフィルターを通してから来たものが日本の仏教であるとのこと。

    葬式仏教とも言われる現代における仏教の位置づけ、そしてその仏教との関わり方など、色々と考えさせられる内容です。

    とても勉強になりました。

  • 半分は仏教の歴史の入門的な解説書、半分は既存の日本仏教に対する著者の見解(主に不満足)を綴った評論といった趣きだ。

    仏教について基本的な知識を提供してくれる一方、それに基づいて仏教や他宗教、西洋哲学について調べていくと何だかよく分からない状況に陥ってしまう。本当のところ仏教は西洋の文化と本質的に異なるのか、それとも普遍性を持っているのか?

    そういう意味で入門としては大変よいきっかけになったが、後半のダライ・ラマ法王インタビュー等も含め、詳しく調べるとやや違和感を覚える内容もないではない。

  • 形式だけが残り、思想がほとんど残っていない日本の仏教には違和感がある。
    そもそも仏教徒はなんぞや、と思って読んでみた。基礎的なことが分かりやすくて良い。

    一切皆苦ってどんだけマイナス思考やねん、と序盤から笑ってしまった
    どん底に苦しい人から見れば、諦念から始まる心の安定を求める思想は理にかなっているのだろう
    でも日本人からすると、今一つ納得できないなあ
    家族や愛情さえ心をかき乱す煩悩なんでしょう
    ただ心の安定だけを望んで生きてゆくのなら、人生の意味とは薄くなってゆくような気がする
    人を傷つけない、よりよき人間になるため努力するというのはどの宗教でも基本としていて、まあ異論はないのだけど

    そして池上さんはチベット仏教に心を奪われつつあるようで、仏教は科学的でキリスト教は非科学的であるとうたっているけれど、輪廻と涅槃が科学的だとはとても思えない
    傾倒してゆくと矛盾点には目をつむるようになるのだろう
    それが宗教の本質
    私はやはり仏教徒になりそうにはない

    そして原始仏教は寛容だったかもしれないが、形式を重んじ押し付ける日本の仏教の形は嫌いだな

  • ダライ・ラマとの対談は求めてなかったなあ。

    日本仏教史の流れが簡単にわかりやすく把握できたのは◎

  • かつて子供心に葬儀や法事などを通して”切れないお寺との縁”に苦労する大人達を見ていると違和感のようなものを覚えました。そもそも仏教ってなんですか?まさしく聞いてみたかったツボでした。
    帰省する新幹線の中でふと疑問に感じていたことの答えを得た気分でした。

    今後誰が遠く離れたご先祖様のお墓をお守するのかという自身の問題はまだ解決を見ないのですけれど。

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