夢をかなえるゾウ2 文庫版

著者 :
  • 飛鳥新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864103800

感想・レビュー・書評

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  • 夢をかなえるゾウ続編。
    今度は晩年売れない芸人とコンビを組むゾウの神様+貧乏神の幸ちゃんで、不安との向き合い方が指南されていく物語。

    読み応えとしては前作の方が上回ったが、本作にも負けじと腑に落ちる名言が記されていた。

    「本ちゅうのは、これまで地球で生きてきた何億、何十億ちゅう数の人間の悩みを解決するためにずっと昔から作られてきてんねんで。」

    せやな。せやわ。

  • やっぱりとても読みやすい。
    途中途中の絵も面白い。笑
    今回も自分にぶすぶす刺さりっぱなしでした。
    1よりは自己啓発本って感じではなく、物語って感じがした。相変わらずユーモアがあって、サムいギャグとかも面白い。
    お駄賃の話は、なるほどな〜って思った。昔はそうやってお小遣いを貰う人の方が多かったけど、今は違うのかな?
    あと幸子さんが貧乏神なのに可愛くて可愛くて。風邪ひいたから、よもぎ摘んで来てって可愛すぎ!キュンキュンしました。

  • 最後の教えにない、ぐっとくるフレーズ
    ~ガネーシャの話~
    ・「 今の自分にとって、夢をかなえる事は奇跡や思えるかもしれへん。でもな、自分はもう奇跡を起こしているやで。そんでその奇跡はな、『成長する』ちゅうことを諦めへん限り、なんぼでも起こせるんや」
    ~お釈迦様の話~
    ・ 人間には老い、病気、人間には避けることのできない苦しみがある。避ける方法を知れば、多くの人を救うことが出来るかもしれないと思い、過酷な苦行を続け「苦行の中に答えはない」と気付き、瞑想を経て悟りを開いた。
    ・「 では、 私にとって苦行は全く意味のないものだったのでしょうか。 蓮華が清らかな高原や陸地ではなく汚い泥の中に咲くように、迷いを離れて悟りがあるわけではありません。迷いの中に悟りの種はあるのです」
    ~金無幸子の話~
    ・ 「自分の信じる道に進み、色々な経験をしてきました。だから、今、自分が本当の進むべき道はどこなのか気づいているのではありませんか。」

  • 前作も思ったのだが、これを自己啓発本として読むのかコメディ小説として読むのか迷うところである。今回、新キャラの貧乏神金無幸子が活躍した、キャラが濃いいし言っていることも一番説得力があった。芸人の話しなんだが、金に関する話題も多かった。今回は少しガネーシャのパワーが弱かったようにも思える。ハローワークで、芸人が叫んだ「スティーブ・ノージョブズ」のギャグ。あれはいかんと思う。暴動になるぞ。楽しい本である。それは保証する。

  • 最初の夢をかなえるゾウが良すぎたから、それには劣るだろうと、期待しすぎないで読んだ。
    第一弾に勝てるとは言わないけど、充分に読む価値ある作品だった。読んでよかった。ハローワークのくだりは特に好き。

    ・『言葉』は人の1番最初の行動。
    ・本当の意味での『お客さん』とは。
    ・心が先で結果は後からついてくる。
    ・『憧れ』を目指すべき。

    この辺は特に印象に残った。知ってたけど忘れてしまいがちなことも改めてたくさん気づかされた。

  • 【目的】
    第一弾が面白かったので

    【印象的な言葉】
    結局のところ、成功することは他人との競争に勝つこと。
    自分がどれだけ成長するかではなく、他人より優れているかということ。

    成功するためには与えるだけでなく、受け取る。

    いい人というのは、嫌われたくないという気持ちから自分の欲求を押さえつけてしまう人。やる気を失っていくから成功しない。
    欲求を口に出すと他人の欲求とぶつかり、いい人ではいられなくなるが、それでもお互いが喜べる道を見つけていくことが成功の秘訣。

    感動するために忘れてくる。

    迷いの中に悟りの種はある。

    お金で買える幸せは、他人が作ったもの。
    どんなに辛い状況でも、楽しもうとする気持ちさえあれば、自ら喜びを作り出すことができる。

    たくさんの人を喜ばすことだけでなく、たった一人の人間をたくさん喜ばすことも「成功」である

    【その他】
    人間にとって一番怖いのは、将来が見えないことではなく、見えてしまうこと。

    成長するための秘訣は、聞く耳を持つこと。
    他人の批判を恐れずに自分を貫くのも大事だが、ほとんどの人が他人の意見を聞かないのは直すのが面倒だから。
    直せることは強みになる。

    言葉はその人の一番最初の行動。

    他の人が気付いていない長所を褒める。

    不安に実態はない。不安に対する姿勢が不安の大きさを決める。
    不安を感じやすい人は、不安を感じたときこそ前に出ないといけない。

    失敗や恥じや惨めなことは、出来るだけ人に話して笑いにしたらいい。
    そしたら、人目を恐れずに色んなことに挑戦できるし、自由に生きれる。

    他人に対する言葉や行動は、自分に対するものでもある。

    何かを手に入れるということは、何かを手放すということ。手放す覚悟がない人は成功できない。

    人が何かに憧れるのは、そのことを知らないから。
    でも、だからこそ憧れを目指すべき。自分の知らない場所では、色んな経験をして成長できるから。

    愛というのは口にするのも恥ずかしいくらい「道徳的」で、「しなければならないこと」になっている。だからこそ、多くの人は人を愛することを楽しむ習慣がないのだろう。しかし、本当は人を愛すること、自分以外の誰かを喜ばせることは楽しくて気持ちいいことで、経験を通してその気持ちを大きくしていくことが重要。

    楽しみをとっておける人は、我慢強い人というより、その後のさらなる楽しみを想像できる人なのである。

  • 啓蒙書だなんだとか、そんなことはどうでもよくて、とにかく面白い。通勤電車の車内で没頭できる。夢中でページをめくってしまう。それがガネーシャの魔力。ストレスが多い仕事をしていて、なにかを忘れたいとかなにかに没頭して自分を見失いたい方にお勧め。

  • 関西弁は嫌いだけど、このシリーズは面白くて好き。
    テンポよく読み進めながら大切なことに気づかせてくれる本です。

    (私の心に残った内容)
    ・本にほとんどの問題の解決方法は書いてある
    ・人に聞いて直す
    ・お金は嫌なことをして稼ぐんじゃなくて相手を喜ばせることで稼げる
    ・言葉も行動。気持ちはコントロールできなくても行動は選べる。
    ・相手を喜ばせるために自分を犠牲にするんじゃくて、お互いが喜べる方法を見つける
    ・憧れは苦しい部分を知らないこそ憧れている。だから目指せばたくさん成長できる。

  • 相変わらずガネーシャいいキャラ!
    人を喜ばせる、お金=幸せじゃない、数値化できない大切なことを教えてくれた

  • 1に比べるとやはりインパクトがない。ただ、幸子さんは好き!
    ガネーシャはイマイチよくわからん存在になってた感がするなあ…。

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著者プロフィール

愛知県生まれ。著書に『夢をかなえるゾウ』シリーズほか、『雨の日も、晴れ男』『顔ニモマケズ』『運命の恋をかなえるスタンダール』『四つ話のクローバー』、共著に『人生はニャンとかなる!』『最近、地球が暑くてクマってます。』『サラリーマン大喜利』『ウケる技術』など。また、画・鉄拳の絵本に『それでも僕は夢を見る』『あなたの物語』『もしも悩みがなかったら』、恋愛体育教師・水野愛也として『LOVE理論』『スパルタ婚活塾』、映像作品ではDVD『温厚な上司の怒らせ方』の企画・脚本、映画『イン・ザ・ヒーロー』の脚本を手掛けるなど活動は多岐にわたる。

「2023年 『夢をかなえるゾウ4(文庫版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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