帰宅難民なう。

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著者 : 難民A
  • 北辰堂出版 (2011年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (126ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864270328

帰宅難民なう。の感想・レビュー・書評

  • 東日本大震災で帰宅困難時にやって良かったこと、やるべきでなかった事がそのまま書いてあります。
    当時は大変だったねと終わらせず、今ならこういう事が出来る、これはまだ準備していなかったと、現在に繋げて読むことが出来ます。
    (特集:「もしもの時に備えよう」)

    ↓利用状況はこちらから↓
    http://mlib.nit.ac.jp/webopac/BB00516667

  • 当日は歩かず、電車で帰れた。事前に脇道ルートを把握しておく必要性を感じた。ということは、川をどこで渡るかがポイントか。

  • 読みやすく、疑似体験ができ、とても参考になる一冊です。

  • 20121116

    2011/3/11
    著者が都心を縦断して18km先の自宅に辿り着くまでの体験記。
    事実と感想を淡々と綴っているだけだが、丁寧な描写のおかげで状況が想像でき、徒歩帰宅の脳内シミュレーションができた。
    自ら「帰宅難民」を名乗っているけど、徒歩帰宅に際しての冷静な 判断と洞察は見習うべきものがあるなあ。

  • もう一度「あの日」を追体験しとくのは悪くない

  • 3.11で帰宅難民になった著者の当日の様子が細かく記録されている。文章は日記のようで読みやすい。実体験に基づいたアドバイスなどもあり、為になる。

  • 東日本大震災当日に各鉄道が止まる中、どのようにその日帰宅しえたかを記したノンフィクション。
    震災直後はこういう記事をたくさん見たけれど、1年もすれば当事者以外は忘れてしまうのが災害報道。そういう意味では単行本化されたという意味で貴重な1冊。

  • 3月11日震災当日、交通機関のマヒにより帰宅難民となり、江戸川橋から大森までのおよそ18キロを徒歩で帰ることとなった著者の体験談。
    18キロ、時速4キロで歩けば4時間半、たいしたことないかな、と考えてしまうがさにあらず。単なるウォーキングではない。

    総ページ126ページと少ないながらも読みやすい文体で一気に読めてしまう。

    出先で大規模災害時に遭ったときどうすればよいか改めて考えられる一冊である。

    東海地震が騒がれて久しいが、実際に都内の交通がここまで麻痺したのは終戦後では初めての事だろう。

    東海地震も30年以内の発生確率が90%と言われている今日、必ずやこの事態はまたやって来る。

    “自分の身は自分で守る”ことは基本。当たり前のようでいて一番疎かにしているのも事実。災害等の際、何が起きて何が必要になりどう備えるか、そのヒントが著者の体験から考えられる。

    “その時”のため、難民とならずに済んだ人はもちろん、なった人も復習の意味で読んでおく価値は十分ある。

    定価1400円は高めだが、一部は被災地の義援金になるということで大目に見たい。

  • これはリアル。
    実際に自分も歩いて帰ろうと考えたし、歩いたことのない人間に急に18kmも歩けなんてとても言えない。
    なにより、実際に歩くことがどのような心理状態になるのか、情報が入手できないことがどれほど大変なのかを教えてくれる。
    これを読んで、後ろのチェックシートをチェックしてみよう、次は自分かもしれないのだから。

  • 「もし大地震が起こったら」などのTV番組はワタシも何度か見て、それなりに心配していたつもりだけれど、やはり体験者の、直後の体験談はすごい。心配が具体的に立ち現れます。感情的なものがかなり控えめにしか書かれていないだけに、読む側に考える部分を残してくれているようで、読みながら自分が一緒に歩いていたらどうだろうと考えながら読みました。
    読むだけなら1時間くらいで読める本です。一読して、自分の通っている学校、職場からの徒歩帰宅経路をシミュレートしておくことをオススメします。ワタシはとりあえず職場にケータイの充電器とちょっとしたオヤツを常備しておこうと思いました。

  • 3月11日、私は帰宅困難者の帰宅を待っていました。
    我が家の帰宅困難者は上野→神奈川県まで帰ってきました。
    翌日02:30に。

    他の帰宅困難者がどこでどうしていたのか、気になりこの本を手に取りました。困るところは一緒ですね。
    ・携帯の充電
    ・トイレ
    ・電車が動く情報をどこで得るか
    ・自宅までの地図

  • 2011年3月11日の午後、東京ではほとんどの交通機関がストップしたため、都心で働く多くの人が住まいのある近郊へ自力で帰宅しなければならなくなった。著者もその一人だ。新宿区と文京区の境目にある有楽町線江戸川橋駅近くのオフィスから、京浜東北線大森駅近くの自宅まで歩いて帰った。17時30分に出発し、自宅に着いたのは23時50分。

    読んでいて、あの夜の重苦しさと慌しさを思い出していた。私は、帰宅難民ではなかった。帰宅せずに仕事をし続けることが、私の役目だった。

    私は、安全な建物の中にいて、とりあえずの食べ物も飲み物もあったし、いざとなれば身体を横たえて休むスペースもあった。時間はかかったが家族も無事なことを確認できて、心配することはなかった。私には、まったくつらいことは無かったのだ。

    それなのに、この本を読んでいると、あの時間を思いだして苦しくなりため息をついてしまう。

    私が安全なところにいたとき、多くの人がつらい思いをしていた。私のいた建物の傍を、疲れても寒くても歩き続けていた人たちがいた。私の仕事に、もっといい方法は無かったのか。告知の方法は適切だったのか。私は、力を尽くしたのか。
    (塚)

  • 東日本大震災で著者が実際に被災し、帰宅難民として歩き続けた6時間半の記録。
    1ヶ月たって書き記した、反省をこめた防災BOOK。
    意外なものが役に立ったり邪魔になったり・・・。

    巻末の『覚えておきたい災害時緊急マニュアル』は、役立ちます。

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