風俗で働いたら人生変わったwww (コア新書)

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  • コアマガジン (2015年2月3日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864367196

風俗で働いたら人生変わったwww (コア新書)の感想・レビュー・書評

  • この著者も所属しているというSWASHの人に勧められて読んだ本。図書館で借りて読んだんだけど、予約してから手元に来るまで1年半かかった(笑)

    非常に分かりやすかったです。風俗の合法化と非犯罪化、の違いで合法じゃなく非犯罪化を目指した方がいいとか、なるほどなあと思えた点はあった。

    が、なんかどっかにひっかかるものがあって、それを考えてみると「なんかなー、癒されるのは男性だけで、女性はどこで癒されればいいんだ」ってこと。ただ、わたしはそういう点では「ヘテロ女性」ではないので、フツーの「ヘテロ女性」は男性からどういう風にされたら癒されるのだろう、ということがちっとも理解できないというか、思い付かないわけで(なので女性向けは「ホスト通い」だろと言われてもイマイチぴんとこない)、なんかもっと安価に女性向けで癒される方法はないのかな~なんて考えていた。ただ、男性と女性の「性的衝動」には圧倒的な性差があると思うので、女性が身も心も癒される場というのは、結局温泉とか?(笑)そういうあんまり性と関係のないものしか思い付かない。

    あと、やっぱりちょっと違和感もあって、それはこの著者だけではなく、全然違うことだけど、やっぱり性に関することを書いている人で、そういう人たちの書いているものを読むのと同じ引っかかり方なんだけど、なんというか仕方がないことだけど「ヘテロ臭」が強いんだよね。わたしには女性が男性に惹かれる気持ちが全く分からないので、そこの部分はなんとも不思議な世界。もちろん、わたしが読むような人たちはみんな「性的少数者は存在して当然」と思っている人たちだから、その部分では安心して読めてるわけだし、それにだからといって必ず「性的少数者の存在は意識して書け」と言いたいわけじゃない。「ヘテロな世界」が普通なのが、わたしには不思議に感じられるだけ。

    また、この人は女性ジェンダーに乗れてしまう人なので(そのことはそれで全く構わないのだけど)、その臭気が非常に強かった。ジェンダーない自分がこの手のものを読むと「ジェンダーあって当たり前」な世界が迫ってくるような気持ちがするので、興味がある分野だけど、ちょっと苦手な分野でもある。

    まぁ今は「風俗撲滅派」と「風俗容認派」(容認、というのは今のままでいいとは言ってない人たちのことでもある)の対立が激しいし、撲滅派の言っていることの方が一般的に受け入れられやすいような気はしてるんだけど、でも、端から聞いてると撲滅派の人と容認派の人の言ってることはどこかずれがあるような気がしてならない。どちらも「女性の人権を守れ」と言ってるのは同じなのに、結論が反対になっている。双方もうちょっと膝をつき合わせて話し合えば、もうちょっとお互い何言ってるんだか分かるんじゃないかな~と思ったりしてるんだけどね。難しいのかな。

    きっと「容認派」の人たちが受け入れられない女性というのは「男に媚びて生きていきたくない」とか「女を武器にしたくない」って人たちで、「容認派」の人たちは「男に媚びて生きていったっていいじゃん」って人たちで、そこの部分が圧倒的に違う部分だと思う。きっと「男に媚びて生きていきたくない」と思う人は他の女性が男性に媚びて生きていくのも見たくないのだろうと思うし、実際そういう人がいたら「お前は可愛らしくない」とか「女性らしくしろ」って周囲の男性から言われてしまうのだろうと思う。それだからフェミニストは男性から揶揄される対象になったり、男性の敵になったりするのだろうし、「男に媚びて生きていってもいいじゃない」と言う女性が一見、男性に利用されているように見えるのだろう(実際男性に利用されている面もあると思う)。

    でも、そこで「媚びて生きていっていい」と思う人たちと「媚びて生きていきたくない」と思う人たちの... 続きを読む

  • タイトルの割にシリアスでヘビ-な内容だった。中で出てくる風俗嬢に差別的な某フェミニズム関係者って誰だろう。

  • ふざけた印象のタイトルとは裏腹に、業界の実体についてかなりきちんと理詰めや比較をしていて色々と感銘を受けた。
    売春を非犯罪化してレイプや性感染症が激減した話、世界に比べて保護も無く激安で売られる日本の風俗の実体等、勉強になる部分も多かった。
    業界に疎い人は読んでおいて損はない一冊。

  • タイトルの軽さに反して、非常にまじめな本です。
    ありがちな自伝的な本ではなく、いたって真面目に風俗嬢について解説されている本。

  • 風俗で働きながら、子育てして、親、妹を養っているシングルマザーの患者もいます。夫に内緒で教育費のためにデリヘルでバイトしている主婦も患者の一人です。その職自体に貴賤がないとはいえ、ここまで見事に「風俗という仕事」を冷静に分析し、評価し、その社会的立ち位置の向上を目指している文はみたことがありません。現在、いろいろな事情で、「しかたなく」風俗業界に身を置いている患者にも、このような観点もあるということを伝え、どうせ働くなら、誇りを持って、そして、もし、そこから出て行くのであっても、それまでの自分を否定しなくて済むように、サポートしていけるようにしていきたいと思います。

  • 風俗の現状と課題がよくわかった。しかし著者は地頭が良い。風俗嬢でなくでも何でも成功したと思える。

  • あ、意外にも字が小さくて、学術的な本にも思えるような構成。タイトルがこれなので、少し話題になった本に乗っかったポップな本かと思ったんですが。薄い新書だとは思えへんくらいに内容は濃かった。

  • 男っぽい書きぶり。
    本当の意味で奥深い世界

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