なぜ、とんねるずとダウンタウンは仲が悪いと言われるのか? (コア新書)

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  • コアマガジン
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  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864367950

作品紹介・あらすじ

とんねるずとダウンタウンを最後に、カリスマと呼べるような芸人が現れていないのではないかと思う。お笑いとは、何よりもまず宗教的な熱狂だ。笑いという発作を生み出す古典的な呪術だ。宗教としてのお笑いを司る才気走った天才だけが、カリスマ芸人と呼ばれる。本書では「とんねるず(石橋貴明)=ヤンキー的」であり、「ダウンタウン(松本人志)=オタク的」という対立構造の概念を提唱したい。今なおお笑い界のトップに君臨する2組の歴史をたどりながら、お笑いの30年史を紐解いていくことにしよう。

感想・レビュー・書評

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  • なんだかんだタモリが偉大というオチ(笑

  • 80年代のテレビは面白い。
    その空気感を久しぶりに感じた。
    この本は、芸人、とりわけとんねるずとダウンタウンにフォーカスしているが、その活躍の舞台の中心はテレビである。
    コンテンツと消費者との関係が複雑化し、テレビがメインにならなくなったとき、芸人の意味合いはどう変化してゆくのか。

  • ダウンタウンととんねるずの全盛期を知らない自分にとって、知らない情報が多く、新鮮だった。特に、とんねるずはほとんど見てきていなかったので、80年代に天下を獲った時代のエピソードがひとつひとつ面白かった。

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著者プロフィール

ラリー遠田(らりー・とおだ)
1979年生まれ。東京大学文学部卒業。テレビ番組制作会社勤務を経て、ライター、お笑い評論家として多方面で活動。お笑いムック『コメ旬』(キネマ旬報社)の編集長を務める。主な著書に『この芸人を見よ!』(全2巻、サイゾー)、『THE 芸人学』(東京書籍)、『M-1戦国史』(メディアファクトリー新書)、『ダウンタウンvsナイナイ最強考察』(晋遊舎)、『バカだと思われないための文章術』(学研パブリッシング)、『なぜ、とんねるずとダウンタウンは仲が悪いと言われるのか?』(コア新書)、『逆襲する山里亮太 これからのお笑いをリードする7人の男たち』(双葉社)がある。

「2018年 『とんねるずと『めちゃイケ』の終わり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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