Call me,Call. (マーブルコミックス)

著者 :
  • ソフトライン 東京漫画社
3.83
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本棚登録 : 197
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784864421478

感想・レビュー・書評

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  • めちゃめちゃすごいし、なんでBLにはできてエロマンガじゃあこれができないんだろう。そんなに詳しいわけではないのであれだが。現実的にヘビーでロマンチック。

  • デリヘルのスカウトマンと就職難民の子のお話。
    割とがっつりストーリー重視です。一途な難民くんの思いが切ない。でもねー、押し方と折れ方がねー、自分には思うほど刺さらなかった。心臓を掴まれて握り込まれる感じがなかったの。

  • デリヘルのやり手スカウトマンとスカウトされた善良青年の話。

  • クセのある絵。ラストのエロ絵は好きですが、長い話、、、うーん、まぁひどいこと言うと読むのめんどくさかった。

  • 水商売のスカウトマンとノンケだった失業青年のお話。ほとんど終わりまで攻主人公(リバあり)。無条件で慕ってくるノンケの可愛さがすごく上手く描かれていて萌えました! 物語に引き込まれるちょっと衝撃的なエピソードや見せ場がありました。
    この作者さんのWEB 漫画はいくらか読んでいて、表現力に圧倒された覚えがあるけれど、人が死ぬのがテーマだったりグロ表現があるところだけが苦手でした。今回のコミックスには読んだ人がトラウマになるような表現はなく、大丈夫でした。

    北海道の夜の街が舞台ということで、最初ピンとこないほど新鮮でした。欲をいえば、主人公の心の問題について回収できないまま、ノンケの人に受け止めてもらってハッピーエンドな感じなので、なんとかしてほしかった。それで☆ひとつ減らしてます。
    主人公が世話になった元カノに、フォローする場面がないまま和解しているので、未消化な感じがする。自分の気持ちのせいで別れたのであって、彼女自身が嫌だったのではないと、一言言うだけで救われる状況の人だと思うのですが。
    また、主人公が15歳の頃に、母親の再婚について否定的だった理由についても、本人の中での解決が描かれていません。彼がおかしたミスについて後悔が語られるのに、こうしたかったという本人の希望がなかった。それがなんとも読者として未消化な気分です。
    でも、漫画としてガッと引き込まれるシーンをたくさん読めて、面白かったという意味では☆5です。

  • 弱いと思っていた陸が成長してたくましくなり、飄々としていた巣我が実は心身共に弱いとは。
    話数が進むたびにふたりが成長しているのがわかります。
    ところで、この作品、この作者さんのなかではマイルドな方なんですか。かなりしっかりトラウマが植え付けられていて読んでいて悲しかったです。最後しあわせだし、カバー下が楽しいからいいんですけども。

  • じんとした。沁みる一冊。

  • 再読した時に印象が変わる可能性もあるのだが、一読した限りに於いてこれはひょっとして加減して、と言うよう制約があったんじゃないか、と思ってしまった…
    巣我が母親とのトラウマからインポテンツになっている
    下りとか、陸の性質につけ込んでこの業界に引っ張ってきた鬼畜な行為についてとか、つけ込まれているにも関わらず陸の中では誰かに必要とされていると言う蜘蛛の糸の様な一筋の胡散臭いものにしがみつく怖いほどの一途さ、そう言った作者特有の世界観が存分に散りばめられていると言うのにコミックス1冊分で納めなければならなかったのか、と言う気がしてならんのだ…
    抉るように深く切り込んで描かれるわけにはいかなかったのか、と思ってしまった。とは言え、全て私の一読での印象に過ぎない。描くモノに因ってコマのスピードも絵のタッチも変えているだけなのかもしれない。
    『高3限定』や『ミ・ディアブロ』の心理面もだが、
    目で見える強烈な痛みの表現が必要のない作品と言うだけなのかもしれない。どう言う描かれ方に見えようと、一読で話の内容と言うのが一発で頭に入ると言う作品であるのは変わらない。
    前作までと違うな、って思った一番の要因は「血」の描写が少ない、だろうなぁ。少ないだけにその血の正体が非常に際立つ、と言う事もあった。そしてやっぱり、この作品をコミックス2冊分の分量で読みたかった、と言う気はする。間延びしない描き方される人なので。ある意味凝縮されてるのかもしれんが、一コマを水あめのように引き延ばした描写と言うのが梶本さんの大いなる個性だと思うんだよね…一コマの質量がごんと増す、と言うか。とか色々勘ぐったりしてるわけだが、それにしてもやっぱ凄い、一読で作中のドラマが頭の中に鎮座してるんだよなぁ。
    巣我の「自分がいない方がいい」と言う感覚は自分のいる場所がどこにもないとイコールだ。陸がひたむきに「巣我の役に立ちたい」と売り専やれてしまう、巣我を思う気持ちは純粋すぎて怖い。盲目の恐ろしさは作者の作品の根底にあるんだなぁ。

  • 梶本レイカさん初読み!高3限定読まれた方にはかなりマイルドな味付け?と言われる本作ですが、なかなか読み応えのある一冊でトラウマ加減も見事でございました!巣我さんの飄々とした人当たりはいいのに心の内は見せない人柄がどこからくるのかと思って読んでいたので、中盤その辺りが明かされてからぐんと面白くなりました。その心の闇を照らしたのは陸の純粋で真っ直ぐな思い。終盤のリバへの流れは自然で私的に大満足でした(*≧艸≦)最後は甘いです!小椋ムクさんが帯を書いてらっしゃったせいか木原さんのキャッスルマンゴーを彷彿させる雰囲気。すごくよかったです(*´ω`*)

  • 切ない。末長く幸せでいてほしい。本当に幸せになってほしい。そして、リバ万歳!

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