鬼は笑うか (マーブルコミックス)

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  • ソフトライン 東京漫画社 (2016年1月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784864422437

鬼は笑うか (マーブルコミックス)の感想・レビュー・書評

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  • タイトルがいいです。
    前作もよかったけど、この話はもっとツボにはまりました。
    うるっとさせられて、きゅんとさせられ、笑ってニヤつけました!

    テーマがBLなのに「生理」で、冒頭からその話でこれはもしや今流行りの…と、あれこれ勘ぐってしまいました。
    柏瀬くんにはそんな雰囲気があるんですよね~
    主人公が中坊同士で最初はびっくりしてしまいましたが、実はデリケートな思春期という時期に漠然と知っているだけの拙い性知識というものが、ストーリーの重要な役割を果たしていたので納得。
    恋愛とも言えない未熟な気持ちからだけど、一緒にいてあげたい!一緒にいてほしい!と思える相手にめぐりあった中学生の星谷と柏瀬です。

    正直、また痛い話かなとも勘ぐりました…w
    オメガで痛かったらかなりヘビーだな~と思ってしまったんですが、いい意味で期待を裏切られました。
    タイトルがすごく利いています。ホントに鬼が笑っちゃいますw
    もちろん、センセらしくかなりの痛さとか恥ずかしさもあるんですが、胸キュン成分の方が大量です。
    一冊まるごと星谷と柏瀬の話で、彼らの中学時代から10年後まで繋がった構成になっているので読み応えがあり、読み終わった後はじわじわくるものが…!満足できます。

    エロ的にも二人の関係の中でとてもナチュラルに進んでいるので、萌えまくりました。
    性知識が中坊時代漠然とし過ぎていた星谷が、高校生になっても天然かと思ったらHENTAIに目覚めていて笑ったんだけど、その後めちゃくちゃ泣かされました…!
    星谷はほんとにやさしくてイイ奴です。彼の家族もみんなすてき。柏瀬がこれからはずっと幸せになれると思える描き方が絶妙です。
    特に初回特典ペーパーはとてもほんわかできて、こっちまで嬉しくなってしまうくらいでした。

  • 本編は痛さを伴う切なさでジンジンするけれど、カバー下やペーパーのおまけ漫画がわいわいと幸せなのでほっこり。ずっと幸せが続いて欲しい。

  • すごい。
    BLでここまでやるか!?というネタがゴロゴロ入ってる。木村ヒデサト先生はやっぱりすごい。
    最初はインターセックスネタなのかなとちょっと身構えながら読んでたけど、そういうフックから入って性に関するあらゆる普通とか、タブーとかを考え直す内容になってる。
    そしてこんだけ重いテーマを扱い、途中すごいシリアスなのに最後のウルトラスーパーハッピーエンドなのもすごい。木村ヒデサト先生の世界は優しい世界なんですね。いいものを読んだ。

  • BLだけど生理ネタです、といっても結果的には痔の言い回し替えてるだけですけど。
    クラスで浮いている柏瀬が体育教師にさせられていることを倉庫で目撃してしまって以来、柏瀬のことをやたら意識してしまう平凡な少年の星谷。男子なのに生理だと口にしたり体育倉庫で隠れてとんでもないことしてたり…けれど関わっているうちにそんな柏瀬もちゃんと男の子で寂しくて怖いものがあって、誰かを好きだと思っている、そんな普通のことを知っていきます。
    両親の愛に恵まれ純粋な星谷と親に虐待され先生にすら気持ちを踏みにじられ色々捻じれた柏瀬の対比も好きです。
    一冊完結ですが中2の少年らしさを醸すやり取りから始まり、大きくなった後のくだりまでが丁寧に描かれていて、彼らなりの言葉で紡がれる思春期特有の独特で絶妙な雰囲気、そして特に超展開にはならず涙の別れもありそうでない、まるで磁石みたいにくっついたままずるずる時が過ぎている流ががとてもよかったと思います。

  • 表紙とタイトルからホラーかな、と思ったら違ってた。青春のゆっくりした愛の話。キラキラしてて痛い思春期からゆっくり時間が流れていく。ストーリーに説明が足りない部分もあったけど、一貫した雰囲気で凄く好きです。

  • 思春期やら淫行やらとシリアスな話で重めな展開なんですが、メインの二人から周囲の助けてくれる人たちといったシリアスの元凶になった人物以外の人々が、天然だったりしっかりしていたり、心あたたまる空気を紡いでくれる人ばかりで、暗くなりすぎない、日常の幸せが描かれた一冊になっていました。

  • これってかなり重い話だと思うんですがわりと明るく描かれてるからか皆さん高評価だし、最後は甘々でよかったよかったなんですが、どうしても「痛そう」というのが引っかかってしまってました。
    これ絶対「痛そう」じゃなくて「痛い」し、それをなんでもないことのように言う柏瀬が痛々しい。
    妊娠ネタは笑っていいのか困惑するところなのか…
    3年後があってよかった。

  • 「マリアボーイ」が好きで、「おれ、被害者。」買ったらちょっと想像の先を行っていて引いて、でもこの作品はめちゃくちゃ好きでした…。好みど真ん中だ…。

    男の子の生理?オメガバース的な…?と思ってましたが違いました。そんな要素はほんのちょっとだけありますが。

    木村先生の描く漫画には大抵何かしらどこかしら闇を抱えている子が出てきて、救われたり救われなかったりだけど、今回はほんとに幸せになってくれてよかったです。
    中学生っていう本当にアンバランスな年頃に出会った2人が一緒に大きくなっていって、考えることも増えたり広がったり…終盤はちょっと涙ぐんでしまった。

    おれ、被害者。でウワ…と思っちゃった方でも大丈夫だと思います。気になっているなら読んで損はないですよ。

  • 中学生だし生理ネタだしなんか重いらしいし、前作のマリアボーイも割と暗い感じだったしとんでもないのだったらどうしようと思いながら読んだ。そんなに心配しなくてもよかった。
    大人×中学生は割と短編とかで読んだ気がするけど、中学生同士の話って自分の中では新鮮だったから、中学生ってどんなんだっけな……と思い出しながら読んだ。攻めの子がすごく純朴でいい子で、中学生ってこんなんだっけ…と思ったけど中学生って小学7年生の子もいれば高校0年生の子もいて確かにビッミョーな年頃だったなって思う。
    受けの子の設定はけっこう重い。お母さんは出て行ってお父さんには暴力ふるわれて担任の女の先生に助けてもらえたかと思ったらその婚約者である男の先生に性的暴力ふるわれる。でも文面より暗く感じない。この話、もっと悲劇的に救いようなくかわいそうな話にもできたと思うんだけど、この作者さんはそうしなかったんだなあ。
    受けの子はこんな境遇でちょっと意地っ張りで強気にふるまってるけど。アイドルが好きだったり攻めの子を励まそうと深夜に連れ出したり照れたり笑ったり失敗したり思った以上に普通。
    今まで読んできたノンケ×ゲイとか純朴で優しいいいやつ×ちょっと捻くれた訳アリの子っていうCPは大体受けの子は、特別な存在として扱われて悲劇的に描かれるだけのものが多かった、ような、気がする。でもこの作品は結構普通。中学生だからなのかもしれない。
    後半は高校生になった二人。こっちは受けの子の心情が多く描かれてる。そこもよかった。どっちかの心情だけに焦点を当てられると片方はどうなの?ってなっちゃう。
    最後の妊娠チェックするくだりは最初、なにこれ笑えばいいのシリアスシーンなのなんなのって若干うろたえてしまった…けどその後のシーンで唸った……
    これって最後の3年後の話は描きおろしなのかな…あれ?そもそもマーブルって雑誌はないんだっけ?
    3年後の話がないまま終わってたら逆によかったかもしれないとちょっと思ったけど、でも商業BLはやっぱ3年後ないとな!と思い直した。
    最後まで読んだ結果、めっちゃあまあまやん……という感想になった。

  • マリアボーイがすごい好きで購入。痛い系。中学生。生理ネタ。どれも好き。受が辛い環境にいるのはとても好みです。後半の柏瀬の寂しがりで甘えん坊なギャップがかわいかった〜

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