- Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864430524
作品紹介・あらすじ
タクティールケアとはスウェーデンで生まれた緩和ケアの手法。「タクティール」は「触れる」を意味し、認知症やがん患者に優しく触れて不安や痛みを和らげる補完療法です。手、足、背の施術法や国内の導入施設を紹介した、初めての実践入門書!
感想・レビュー・書評
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能力に応じて納税し必要に応じて分配するという意識が成り立つ国民性のスウェーデン
認知症緩和ケア理念として、症状コントロール、チームワーク、家族支援、コミュニケーションと関係という4つの柱をもとに、生活の質を維持
介護医療教育分野での可能性は理解できたが、実践報告レベル
他のタッチケアやマッサージとの違いが今一つわからなかった詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
WY152
第1章 スウェーデンにおけるタクティールケア
成り立ち――メソッドは未熟児医療から始まった!
理念――スキルを支える認知症緩和ケア理念
スウェーデンからの報告――安心感が強くなり、生活の質も向上
高福祉・高負担の国 スウェーデン
Column/タクティールケアとほかのタッチケアはどこが違う?
第2章 日本におけるタクティールケアの実際と効果
日本の実践報告 介護・医療・教育の現場にみるタクティールケアの可能性
認知症ケアの現場から/家族の立場から/医師の立場から/緩和ケアの現場から
看護 師の立場から/在宅ケアの現場から/小児医療の現場から/教育の現場から
効果と活用のポイント 相手を尊重する姿勢がよりよい効果を生む
国内の事例 タクティールケア実践にみる効果
認知症治療の第一人者・小阪憲司氏に聞く
認知症・基礎知識
Column/タクティールケアのメカニズム
あなたもやってみましょう タクティールケア体験編
第3章 タクティールケアを取り入れている施設の紹介
施設取材ルポ 地域中核研修センター
導入施設リスト
第4章 タクティールケアを学びたいあなたへ
日本各地に認知症緩和ケアとタクティールケアを広める
日本スウェーデン福祉研究所
シルヴィアホーム認知症緩和ケア教育プログラムの紹介
タクティールケア地域中核研修センター -
配置場所:摂枚普通図書
請求記号:492.7||T
資料ID:95140523 -
三葛館医学 492.7||TA
みなさんは「タクティールケア」というのをご存知でしょうか。ラテン語の「Taktilis(触れる)」に由来するこのケアは、肌に触れ、そしてやわらかく包みこむようになでることで、不安や痛みを和らげる方法だそうです。本書ではタクティールケアの成り立ちから、ケアの方法、その効果等が紹介されています。この本を読むと、“触れあい”は癒しに繋がることを改めて実感します。
(うめ)
和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=67879 -
■2014.08 図書館