喜びから人生を生きる! ― 臨死体験が教えてくれたこと

  • ナチュラルスピリット
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864510820

感想・レビュー・書評

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  • 人生の目的は意識を高め、生まれ変われるごとにスピリチュアルな進化をとげ、悟りを開くことだと信じられています。悟りを開いた時、私たちは誕生と死のサイクルに終止符を打ち、もはや身体を持って生まれ変わることはなくなります。これが解脱と呼ばれるものです。

    私は自分の人生が、これまで出会ったすべてのものの中に複雑に織り込まれているとわかりました。私の体験は、無限に広がるタペストリーの、壮大で色とりどりなイメージを織りなす一本の糸のようなものでした。

    自分の歩んできた道のりを見てみなさい。どうして自分にあんなに厳しかったんだろう?どうして自分を責めてばかりいたんだろう?なぜ自分を見捨ててしまったの?どうして自分のために立ち上がって、自分の魂の美しさをみんなに示そうとしなかったんだろう?

    臨死体験〜巨大で、真っ暗な倉庫を想像してみてください。あなたは、たった一つの懐中電灯だけで、そこに暮らしています。・・・ある日、誰かが電気のスイッチを押したと想像してください。そこで初めて輝きと音と色がパッとあふれ出て、あなたは倉庫全体が見えるようになるのです。

    人々があらゆることをいかに深刻に受け止めているかということにも気付きました。たとえば、ほかに楽しみ、感謝すべきことたくさんありながらも、みんなお金や経済的なことについてかなりのストレスを感じています。

    もし物質的レベルで物事を解決しおうとすれば、余計に進行が遅くなることを知っていました。周囲の人がどう思おうと時間をとって自分の中心に戻るようにすると、全体とのつながりに気づけて落ち着きや満足感を取り戻すことができ、大きな障害のほとんどは消えてしまいました。

    一つの信念にもとづいて行動すれば、自分が知っている領域内だけに閉じこもり、結局、自分の体験を制限することになるのです。・・・自分の理解が十分でないことを受け入れ、不確実な状態を心地よく思えるようになれば、無限の可能性の領域が目の前に広がるのです。

    愛の存在であるとは、自分の魂をはぐくみ、自分のしたことを後回しにしないことが大切だと気づくことです。いつも自分に正直になり、敬意や優しさを持って自分に接することができるようになりました。

    自分に必要なものはすべて、すでに自分の中に存在しており、自分にとって真実だと感じるものに心を開きさえすれば、それがすぐに手に入るとわかっています。

    私たちはいつも、何が完ぺきかという判断をしており、それが疑いや競争心へと導くのです。

  • 『がんは治療しない方がいい』
    みたいな主張にはだいぶ苦しめられたから、
    この本も考え方を変えたら治るから
    西洋医学の治療はするなという話かなと思って
    読むのが怖かったけど、違った。
    治療したって大丈夫じゃんと何故か思えた。

    作者は西洋医学の治療も東洋医学の治療もいろんなことをして、ガンで死ぬところまでいって、生還した。

    信じるとか信じないとかでもなくて、
    正解を探すのではなく、
    自分を楽しませてあげることが大事なんだな、
    そのためにいらないものは捨てていこうと思った。

  • 臨死体験をした女性の体験記。

    「死んだら人はどこにいくのか?」「臨死体験ってなんだかすごいよね!どんなんだろう?ワクワク!」そういう興味本位で読んでも勿論いいけど

    「自分はこれからどう生きていくべきなんだろう?」「人生の目的ってなんなんだろう?」「生きるのが窮屈だなぁ、辛いな」そう思っている人にこそ読んでほしい本かもしれない。

    本書は臨死体験がどんなものだったか?についても勿論語られているんだけど、その体験を伝えたいというよりは、臨死体験を通して感じたこと、それによって価値観や考え方がいかに変わったか?についてが本題です。

    末期のガンで到底治ることの不可能な状態まで行った著者が臨死体験の際に「この世のしくみ」を悟り、それにより地球での現実世界では不可能だと思われる末期がんからの短期での完治という奇跡を体験します。

    その「この世のしくみ」と、それによる「私たちの生きる意味」は、同じように病気にかかって命の終わりに直面している人だけでなく、生きる意味を失いかけている人や、小さな悩み(自分の中では大きな唯一の悩みだけど)を抱えている人、健やかに生きていきたいと思っている人にとっても、とても有意義な情報を得ることができます。

    この世に生きることが苦行だと思っているとしたら、それは大きな間違いなんだと。

    まだ小さな子供のころ。世の中のことなんて何も考えずに走り回って遊んだり、夢中になってゲームをしたりしたように、もっと深刻になりすぎずに生きてもいいんだ。

    そう、ふと肩の力が抜けて気が楽になる人もいるんじゃないかなと思います。

  • 2015/11/11

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