公爵さまと銀の姫君~忘却の檻で愛に染めて~ (ロイヤルキス文庫)

著者 :
  • ジュリアンパブリッシング
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本棚登録 : 15
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864572002

作品紹介・あらすじ

瀟洒な屋敷の夜会にてファティマは、初恋相手の公爵家の美青年ラシェッドから誘われる。彼への想いを閉じ込めていたファティマは、普段飲まない酒に深く酔い…気づくと、ベッドで彼に抱かれていた。純潔を散らされ、赤く煌めくキスマークが消えるまで、なぜかラシェッドの領地で暮らすことに。ファティマの家の持つ銀鉱脈を狙う人物から身を守るため匿うといわれるも、毎夜のように甘く責められ、快楽に溺れてしまう。封印した想いは溢れ、彼の本当の気持ちを知りたくなって…。

感想・レビュー・書評

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  • 奥手な二人は可愛かったけど、なんかわざわざややこしい事態にしてるのがちょっと意味がよくわからなくて、そこが若干ストレスではあった。素直なようで素直じゃない。変に隠し事するから、ファティマも混乱して不安になったんだろうし。あんまり理解出来ない流れだった。

  • 初恋で奥手な二人のじれったい恋物語って感じでした。
    最初からお互いに好きで、気持ちを伝えて純潔を捧げていたのに、酒のせいでファティマはその事実を忘れてしまってます。ラシェッドもそれを伝えればいいのに、変にそこらをぼかしちゃったから、話がややこしくなってました。

    キスマークが消えるまで、なんて言いながら、新たにキスマークを付けちゃってたり、貴族の家に仕える侍女と使用人のフリをしながら、ファティマがモリスに好意を持たれていることを知ると、嫉妬したり、ラシェッドが結構かわいいです。

    首都での結婚式のとき、モリスが二人を見て驚くとかってのもちょっと期待してましたけど、それはなかったですね。残念。

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