仮面ライダークウガ(2) (ヒーローズコミックス)

  • 小学館クリエイティブ
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864684385

感想・レビュー・書評

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  • 待望の二巻。これが書店に並ぶのを、どれだけ待ち焦がれたか
    ついに、五代雄介、マイティフォーム、つまりは赤へ変身を果たすッッッ
    変身できるようになるまでは五話、本来の姿に変われるまで八話かかったか・・・井上先生、焦らし上手でいらっしゃる
    マイティフォームへの初変身時、五代の戦いに対する意識の成長に伴う色の変化が分かりやすいように、カラーページを使ってくれているのは一ファンとしては実に嬉しい
    クウガにしろ、グロンギ怪人にしろ、そのデザイン、要所要所のパーツが、テレビ版より、異形って感じ、おどろおどろしさが濃く滲み出ていて、井上先生のハードボイルドな作風に合ってるな、と感じた
    この漫画版の『仮面ライダークウガ』を読んで、テレビ版と流れが違い過ぎて、違和感を覚えて読むのを止めた人がいるらしい。まぁ、漫画の好み、受け入れられるかは人それぞれだから、残念だ、と思うだけで責める気にはならない。それでも、あえて言うなら、どっちにも良さがある、と納得できれば十分だ。個人的には、テレビ版を全話観ている人間の方が、この漫画版の深いトコまで楽しめるな、そう思っている。小説版の『仮面ライダークウガ』を読んでいれば、尚好しだろう
    ちょっと、ビックリしたのは、榎田女史がマッドな雰囲気を醸していたトコか。五代と、どんな絡み方をするのやら
    マイティフォームには、闘争心を昂ぶらせたままで鎮める事で変身が叶った。となると、他のフォームも、やはり、五代の感情の動きが関わってくるんだろう。楽しみだ。次巻が来月発売で、ホントに助かる
    しかし、気になるのは「アギト」、そのワードだろう。後書きを読む限り、仮面ライダーアギトであるのは間違いなさそうだ。漫画だからこそ実現可能な共演だな。誰が変身するのか、ってのも気になるが、ギルスも登場するのか、そこも重要だ
    この台詞を引用に選んだのは、やっぱ、五代の相棒は一条さんしかいねぇな、と感じたので。大切なのは、いつも通りの事をいつものようにやれる平常心、けど、それを維持するのはピンチであるほどに難しい

著者プロフィール

石ノ森章太郎

一九三八年(昭和一三)、宮城県生まれ。高校在学中に『二級天使』でデビュー後、一貫して日本漫画界の第一人者として活躍。代表作に『サイボーグ009』(講談社児童まんが賞)、『佐武と市捕物控』(小学館漫画賞)、『マンガ日本経済入門』、『マンガ日本の歴史』全五五巻(アジア漫画大会漫画アカデミー賞大賞)、『マンガ日本の古典1 古事記』など多数。一九九八年(平成一○)一月死去。

「2022年 『文庫 新装版 マンガ日本の歴史 全27巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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