仮面ライダークウガ(6) (ヒーローズコミックス)

  • 小学館クリエイティブ
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864684873

感想・レビュー・書評

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  • ホント、今更、後悔しても遅いのだけど、やっぱり、(5)と一緒に読むべきだったぜ
    今後、また、二巻連続発刊される機会があるなら、この失敗を活かそう
    (5)→(6)のコンボは決められなかったにしろ、十分に面白かった
    見所は、何と言っても、仮面ライダーアギトの参戦だろう。今ちょうど、CSの東映チャンネルで、『仮面ライダーアギト』の放送が開始したので感慨深い
    不安は全く感じていなかったが、横島先生、私の期待以上に、仮面ライダーアギトをカッコよく描いてくれた
    いきなり、共闘って、都合のいい展開にならないトコが、また、井上先生らしい
    このアギトの力が、姉の雪菜から弟の翔一へ、どのような形で受け継がれるのか、楽しみでしょうがない・・・受け継がれますよね、先生?
    また、アギトのくだりだけでなく、他にも見所は、この(6)に多い
    兄妹喧嘩も絡みついた、メ・ガルメ・レとの決着。クウガの力だけでなく、兄妹愛の勝利と言える
    現実として受け入れがたい、兄の変身に戸惑い、恐怖こそすれど、兄が心までは変わっていない、と翔一との会話で気付いたみのり。妹に拒絶されたショックで変身できなくなったものの、それでも、自分の体を張って戦う雄介
    擦れ違いがあったからこそ、強まる兄妹の絆、グッとくるねぇ
    メ・ガドラ・ダによる、裏切り者、メ・ビラン・ギの粛清
    メ・ガドラ・ダと主人の仇を討つべく奮闘した犬、その一体と一匹の束の間の主従関係は心温まるものだった。元が人間だけあってか、グロンギの中にも異色な存在がいるらしい。こういう展開に心を揺さぶられる年齢に、私も差し掛かりだしたか
    このエピソードでは、一条さんとバルバの距離がわずかに縮まっている。呉越同舟、と言う奴だろう。しかし、今後、バルバが妹・香里奈の心を殺した主犯である、と知った時、築かれたように見えた共存関係は崩れ去ってしまうんだろうな
    そして、テレビシリーズでも大きな見せ場の一つと言っても過言じゃない、メ・ギノガ・デとの戦いが勃発
    猛毒の菌糸を武器とするギノガの攻撃を、アギトの不意打ちで食らってしまったクウガ。テレビ本編と同じように、毒に肉体を蝕まれ、雄介は瀕死状態に。やはり、一度、仮死状態になる事でパワーアップを果たすのか。それとも、漫画オリジナルの展開になるのか・・・このタイミングで、青か紫になるパターンなんだろうか?
    この(6)でも、ゴオマの扱いは相変わらず。こうも虐げられると、グロンギながらも可哀想だな、と思いそうになるが、本人が恍惚の表情を浮かべているのを見ると、同情なんて吹っ飛んじゃうな。やはり、グロンギも色々だ
    この台詞を引用に選んだのは、テレビであっても、漫画であっても、イイ男のカッコ良さは変わらないんだな、と感じ取れたので。こうも、クサい台詞を自然に言える津上翔一も、誰かの為に戦える強さを持っているんだろう。早く見たいモノだ、クウガとアギトの共闘を

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著者プロフィール

石ノ森章太郎

一九三八年(昭和一三)、宮城県生まれ。高校在学中に『二級天使』でデビュー後、一貫して日本漫画界の第一人者として活躍。代表作に『サイボーグ009』(講談社児童まんが賞)、『佐武と市捕物控』(小学館漫画賞)、『マンガ日本経済入門』、『マンガ日本の歴史』全五五巻(アジア漫画大会漫画アカデミー賞大賞)、『マンガ日本の古典1 古事記』など多数。一九九八年(平成一○)一月死去。

「2022年 『文庫 新装版 マンガ日本の歴史 全27巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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