《水と音》が分かれば《宇宙すべて》が分かる ウォーター・サウンド・イメージ 生命、物質、意識までも――宇宙万物を象る《クリエイティブ・ミュージック》のすべて

  • ヒカルランド
3.86
  • (1)
  • (4)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 54
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864712026

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • いや、タイトルをもうちょっとちゃんと読むか、出版社とかを調べればわかったのかもしれないがらメチャクチャ、スピリチュアル系でした。
    ダメ、受け付けない。
    添えられている画像は美しい。
    こんな実験を繰り返しているうちに飛んでったのか、飛んでってたからこんな実験に魅入られたのか。

    画像は美しい。アナロジーな絵のセレクトもまぁまぁか。
    もうちょっとありそうだけども。

    それに対して、引用を敷き詰めて持論を補強してるようだが、ノヴァーリスやゲーテなどのドイツロマン主義か、東洋思想から。
    ひも理論についてのソースがグリーンのみというのもね。

    どうしても、狭い世界で思い込みを深めていっている姿しか見えない。

    錬金術師のようだけども、ただ、生まれている画像はどれも美しいし驚くべきものだ。示唆に富む。
    ただ、フィリップ・ボールのほうが面白い。アナロジーより一歩進めて、追求しているからだ。

    人知を超えたものがあるとして、それは人知を超えているのだから、人には知り得ない。
    スピリチュアルな体験は、あくまで人知を超えたものではなく、人知そのもののことだと思う。

    スピリチュアル体験そのものを否定するつもりはないが、それを人知の外に根拠をもつものとするところにスピリチュアルの怪しさがある。

    人が人であること、人の認識の形、人のもつゲシュタルト、そういったことにそって神秘体験が訪れるのは、神秘体験は、人の形、構造に宿るものだと思う。
    本当に人知を超えたスピリチュアルな体験であれば、それを人が人であるまま受け取れる理由がわからない。

  • 特定の周波数を水に当てると、美しいパターンが生まれる。金属板の上に細かい砂をまき、板に振動を与えても同様に幾何学的な模様が生まれる。この事実から出発して、周波数(音波)の秘密に迫る本。……らしい。数々の写真は感嘆する思いでながめることができたが、文章のほうはサッパリ。何というか、シュタイナー哲学を読むときに感じるのと同種のわけの分からなさに襲われる。もちろん、進化論だけで生物のさまざまな形態を説明するのは難しいと思うが、周波数(振動)が凝り固まって物の形を取るようになったと言われてもねぇ。

  • 感想です。

    「ウォーター・サウンド・イメージ  宇宙万物を象る《クリエイティブ・ミュージック》のすべて」
    http://ameblo.jp/rimacosmos/entry-12025614862.html

  • 最初の序文でツマズキ放り出しそうになったけれど
    飛ばして本文を読んでみれば内容がとても面白く
    重たく読みにくい翻訳を休み休み読み通してしまった

    この本は「始めに言葉ありき」に始まって
    世界中の神話や宗教が説明してきたように
    この世は波動で出来ているということを
    順を追ってアレクサンダーさんが丁寧にまとめて
    研究を進めたものである
    物理的な実験による波形のキレイな写真を丹念に検証して
    周波数順や画数順に並べて比較しているので理解もしやすい

    現代の宇宙物理学者は知性体重視説という考え方によって
    意識は原初の段階から存在しいたと推測している
    生物の形態形成学が注目され
    分析した部分を集めて全体を知るというダーウィン的発想に
    無理が生じてきている
    DNAの塩基配列は生物のパターンや形態を決める唯一の
    答えではない
    無機物との間にも多くの共通パターンを見いだせる
    自然の形は共振する宇宙の対称性の一つである
    生物の多様性は進化的な機能でしか説明できないのだろうか
    葉隠の術のようなパターンは変則的に突然変異しただけなのだろうか
    むしろ単なる生存競争や捕食や生殖のためなのだろうか
    進化を「作品」とみなすべきなのではないか
    「内なる目的としての表現」「存在としての自己表現」でないのか

    水滴の振動によるパターンと周波数による変化で見ることのできる
    数学的な秩序が自然界のあらゆるものとつながり
    フラクタルにパターンを共有している

    そう言えばニホンにも
    「大誘拐」というおばあちゃんのシタタカな話があったっけ

  • 音は形、水も肉眼とは違う形を内に秘めているんだ!
    この世の生活は全て振動。カメの甲羅、チーターやシマウマのカラダの模様は世界や宇宙とのコミュニケーション手段?個人的にはクレマチスやチコリの周波数を知ったことでフラワレメディーをもっと活かせそう!って思った。

全8件中 1 - 8件を表示

増川いづみの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ミヒャエル・エン...
クロード・レヴィ...
ルドルフ・シュタ...
マルクス アウレ...
ジェームス W....
エンリケ・バリオ...
エーリッヒ・フロ...
レーモン クノー
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×