- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864721486
作品紹介・あらすじ
ひとりじゃないよ、いつだって。子どもに伝えたい、思いやりと、助け合いの大切さ。ふくしまのことが大好きなはずかしがり屋の女の子。みんなと仲よくなるためによろこぶことをしてみると…。
感想・レビュー・書評
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福島のことが大好きな女の子ふくしまちゃん。
福島のことばっかり考えているうちに頭の形が福島県になってしまった。
あたまがふくしまちゃんの通う日本幼稚園には、他の頭の形の子がいっぱい。
あたまがとうきょうちゃん、あたまがおおさかちゃん…。
みんなをまとめるのはほっかいどうあたま先生。
みんなのお弁当はそれぞれの県の名物。
あたまがふくしまちゃんのお弁当は大好きないかにんじん。
みんながお弁当の中身を交換して食べている中、いかにんじんは食べたくないと嫌われてしまう。
自分も嫌われてしまったのではないかと思い出すあたまがふくしまちゃん。
そう思うと誰とも仲良く出来そうにない。
そんな様子を見たほっかいどうあたま先生は、困っている人を助けるようなことをするといい、とアドバイスをしてくれる。
カブトムシを飛ばしたり、東京タワーに乗って降りれなくなった子を助けたり…。
そうしているうちにみんなもだんだんいい気持ちになって合体。
日本列島の形になる。
今なら一緒にあそぼ、と言えそうな気がするので、言ってみるとみんなも、いいよ、と。
あたまがふくしまちゃんはみんなの輪に戻れるのだった。
都道府県の髪型をした子供たち。
北海道はどんなのかな、と思ったら先生だった。
その土地の名物がたくさん出て来て楽しめる。
名物って他の土地の人からするとおかしなものもあるような。
この絵本の場合は風評被害も風刺しているのだろうか。
ゆるキャラとして考え出されてもので、本やグッズの売り上げは全て寄付されるとか。
立体化が難しそうな頭…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
福島に子どもが遊べるスペースをつくるために作った
「あたまがふくしまちゃん」
このキャラクターを主人公にした絵本。
全国の都道府県の形のキャラクターが出てきて、
名産品を「お弁当」という形で紹介していて、
ちょっと地理の勉強にもなるかな?
あとがきにあるように、
キャラクター先行で作者が苦しんでいる跡があります。 -
しんかんくんシリーズを読んでいるので同じ作者の本を借りてみました。
大震災の応援のために福島県の特徴がわかってとても良かったです。
都道府県の頭をした生徒がいっぱい出て都道府県の勉強にもなるのでとても良かったです。
ただ3歳と5歳の子供にはまだ早かったかなと思います。
小学生になればとても勉強になっていいかなと思います。 -
福島県も 他の都道府県も みんな仲良くして 元気なニッポンに!!
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よくこんな絵本が描けるよな、と感心します。
発想がスゴイ!
そして、福島チョイスがスゴイ! -
絵の仕掛けがまた可愛いんです。本当芸が細かい!あったかい気持ちになりました。読み聞かせしたあと、子どもたちは絵の仕掛けを探すのを楽しんでいました。