怪しの晩餐 (TO文庫)

著者 :
  • ティー・オーエンタテインメント
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本棚登録 : 58
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864721899

感想・レビュー・書評

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  • 溢れ出る個人情報。故意であろうとも、意図せずであろうとも、知らぬ間に漏れ続けている貴重情報……。

  • ホラー小説である。
    けれど少しも怖さを感じない。不気味さも感じない。
    思い切り怪しげな人物を登場させているが、逆にあまりに異質すぎて怪しさが半減している。
    折原が最初に名簿を見つけたときから、冷静に状況を考えれば犯人は簡単に推測できてしまう。
    中盤まで読めば推測を通り越して断言してもいいほど先が見えてしまっている。
    驚愕のラストが待ち受ける。
    宣伝文句としてよく使われる言葉だけれど、こう書かれている物語ほどまったく驚愕しないことが多い。
    あからさまな怖さよりも、もしかしたら…という忍び寄るような恐怖のほうがホラーらしい。
    凄惨な殺人、いかにもな異常者、そして謎のアイテム。
    同じ名簿に記された人たちが巻き込まれる事件…というのなら、もっと違った切り口もあっただろうにと残念な気がする。

  • 初牧野。久々のホラーということで、期待して読んだんですが・・読みやすいんだけど、全然怖くなかった(><; 途中あるモノに拐われたとか言われたときには「えっ!?いきなり何??」ってシラケました・・それであのオチですからね...何故それに気付けなかったんだ、オレ(;´д`) 大分期待ハズレでした。。

  • 世界の極悪事件とか。
    猟奇殺人鬼とか。
    オカルト好きなのだけど。
    長い文章でしっかり読むと気持ち悪いね。

    愛情ね。
    食べてしまいたいほど<食べてもらいたいほど
    そんな単純なことでないんだろうけど。

    どうせ体内で一緒にになれるのは一瞬で。
    最後は排出されるなら、どうでも良いよね!

    とか思ってる私は、きっと普通のつまらない人間なんだろうな。

  • 名簿業者が怪奇事件に巻き込まれる話。
    TO文庫のZ級ホラーの地雷っぷりは異常。

著者プロフィール

&apos;58年、大阪生まれ。高校時代に筒井康隆氏主宰の同人誌「ネオ・ヌル」で活躍後、&apos;79年に「奇想天外新人賞」を別名義で受賞。&apos;92年に『王の眠る丘』で「ハイ! ノヴェル大賞」を受賞。他に、『MOUSE』、『スイート・リトル・ベイビー』等々著作多数。また『バイオハザード』『貞子』ほかノベライズも多数手がける。

「2022年 『貞子DX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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