【小説3巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第一部「兵士の娘3」
- TOブックス (2015年6月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864723978
感想・レビュー・書評
-
余命宣告を受けていたような状況でしたが、前世での知識と持ち前の猪突猛進ぶりでなんとか活路を開いたマイン。
彼女の周りの男たち(主にルッツとベンノ)は振り回されて大変そうですが、この後の第二部にむけて、いわば「マインの仲間たち」の結束が固まったことが印象的なストーリー展開でした。
一方で、いわば「敵」として現れることが多かったギルド長も一概に悪い人というわけではなさそうですし、マインが身を寄せることになる神殿にもいろいろと複雑な事情がありそうで、これからの展開にも目が離せません。
そこまで期待せずに読み始めたシリーズですがすっかりはまってしまいました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ここから面白くなってきた。家族をとるか、本をとるか。家族愛がなかなかいい感じ。
-
身食いの熱に倒れたものの、フリーダのおかげで一命をとりとめたマイン。
しかしこの病は完治することはなく、
今回のような救命措置はもはやできないこと、
よしんばできたとしても、莫大なお金がかかることから、
余命1年くらい、との宣告がなされる。
貴族と契約し、飼い殺しにされようとも命をつなぐか、
このまま家族と過ごして朽ちていくのか。
マインの前に示された道はふたつにひとつ。
季節は流れ、夏。
洗礼式で運命の出会いがあり、
やはり、転んでもタダでは起きないマインらしいラストです。(笑)
もう、webでラストまで何周もしてるので、
「ほぅほぅ、この時はこんなふうだったのね」
と、ニヨニヨが止まりません。 -
アニメで見ていた内容だったけど、読んだらまた面白かった。この部分はジュニア文庫と比べていないけど、もしかしたらジュニア文庫のほうがかなり簡単になってるかも?とこれまで読んだ所(この前部分はジュニア文庫で読んだ)と比べて感じた。
マインを始め登場人物の性格が個性的かつ魅力的に書かれているのと、身喰いという病気や貴族特権などうまく絡んで続きが気になる展開だった。 -
ギュンター達の愛と、それを眩しく感じるフェルディナンドの寂しさ
-
マインの家族が暖かすぎて泣きました、、
ちゃんと愛情で心が繋がってる感じがして感動。
最近、友達親子とか注目されてるけど、マインの家族みたいなつながりの方がよっぽどすてき。 -
漫画が面白くて原作も読み始めました。
漫画では分かりにくかった部分がわかったり、人物の心情も丁寧に書かれていたり、番外編では色々な人の立場のお話があったりととても面白かったです。早く続きを読みたい! -
周回組です。
怒涛の展開。2巻の終わりと今巻の終わりで状況が180°変わっていて、どうしてそうなった!?と目を剥いてしまいます。
この巻の個人的クライマックスは、やっぱり家族で上の身分に立ち向かうシーン。この作品のテーマの一つは家族愛だと思いますが、それをすごく感じて、何回読んでもつい涙しちゃいます。 -
グリコのポーズで私も腹筋崩壊してしまいましたw
実は皆優しいって事も知れて、良かったです!ギルド長とか、ベンノさん視点だとイヤな人ですけどね。これで第一部完結!ここからがまた楽しみです♪