食と建築土木

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著者 : 後藤治 二村悟
制作 : 後藤 治  坂本 千明  藤森 照信  島村 菜津  松野 勉  河北 幸高  大江 正章  小野 吉彦 
  • LIXIL出版 (2013年11月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864800075

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食と建築土木の感想・レビュー・書評

  • 「プライマリー・ストラクチャ」としての食関連建築土木の要件の考察が面白かった(96-99)。環境に対するストイシズム、最小限主義、生成可能性、これらは、ウィトルウィウスの「用・強・美」にも通ずる、構築過程における根幹的な目的因として、常に考量されるに値する。ジェネラティブプロセスの現れであるそれらの"合理的"建築は、その最小限の手続きにおいて、歴史/慣習に保存・蓄積されてきた力を発揚し、結果的に風景資本価値をも強化している。

    September 15, 2017.

  • 宇治の茶農家が柿を干すために組み立てる巨大な柿屋、長崎県西海町の海岸沿いの崖に突き出す棚状の大根櫓など、食べものの生産・加工のために用いられてきた農山漁村の23の建築土木を、多くの写真とともに紹介

  • BSフジ「原宿ブックカフェ」のコーナー“今週の新刊”で登場。
    http://www.bsfuji.tv/hjbookcafe/highlight/21.html

    「読めば、きっと田舎の風景が変わって見えてくるはず」

    「単に、食と建築土木というだけでなく、たくさんの写真とともに日本のことを改めて知るきっかけがたくさんある本です」(B&B木村綾子さん)


    原宿ブックカフェ公式サイト
    http://www.bsfuji.tv/hjbookcafe/index.html
    http://nestle.jp/entertain/bookcafe/teaser.php

  • すっごく面白かった。デザイン性が高い本なので、デザインに負けないよう、文章を読むのが大変だったけど、実に興味深い内容がいっぱいだった。

    いろんな工夫をして、いろんな工夫をして、日本人は生きているのだなぁと改めて思う。自然や地形を利用し、その土地ならではの仕掛けを創り上げた日本人は、本当にすごいなぁと思う。これが「共存」ってことなのかめしれない。
    今すぐに、もう一度読み直そうと思う。

  • タイトルに惹かれたのだけど、実は「建築土木」は、表紙のデカいタイトルにはないのに、「しかけ」とルビが振られていた。そう、建築土木、なんていう大掛かりなものではなくて、「櫓」に代表されるような、しかけの本。そして、その「しかけ」が、食文化とともに、風景を作っているのだ、ということがずっしりとわかるのです。
    今建築界ではタバコの乾燥小屋・ベーハ小屋が大ブーム(なのです!)ですが、それもやはり風景をつくっているから。
    この本に紹介されている建築土木は、決して旧来のものだけではなく、木造ビニールハウスであったり、鋼管をつかっていたりもするし、その変化にも触れている。近代的に若干変化していても、その地域と食べ物に由来したものであれば、結構魅力的だったりして。愉しい。

  • 丸干し大根の大根櫓 宮崎市田野町 柿屋 京都府綴喜郡宇治田原町 ウド栽培の小屋 三田市 ゆで干し大根の大根櫓 長崎県西海市西海町 遠州灘の砂防 掛川市 凍み豆腐干し 福島市 

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