きつねの遠足

著者 :
  • 幻戯書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864880312

感想・レビュー・書評

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  • きなりの雲で石田千に会って、これまでほとんどの作品を読んだ。

    エッセイは独特の文章、子供の頃のエピソードが微笑ましく、目上の方に使う柔らかい敬語も美しい。

    朝は早く起きて、体に良さそうなものを作って食べて、銭湯につかり、踏み切りを眺めに行く。

    その日常の中にそっとひそんだ知性。

    早く、また、小説を書いてくれないかしら。

  • 私には難しいところも多かったけど,いい本,という感想を持ちながら読み,かなり終盤になって女性だったのか!と気付き読み直そうかなぁと迷った。子どもの頃の思い出とか,こんな風に語れるのは素敵。私の思い出もそうなんだよなぁと思わされる。

  • また読みたい本が増えてしまった。

  • 2015 3/14

  • 前半は書評というより感想文。千さんは独特のカンジ方をするようで、ソコが響くとたまらないだろう。紹介された本は「読んでみたい」というより、「読んでから」触れたい。

著者プロフィール

石田千(いしだ・せん)
福島県生まれ、東京都育ち。國學院大學文学部卒業。2001年、『大踏切書店のこと』で第1回古本小説大賞を受賞。「あめりかむら」、「きなりの雲」、「家へ」の各作品で、芥川賞候補。16年、『家へ』(講談社)にて第3回鉄犬ヘテロトピア文学賞受賞。16年より東海大学文学部文芸創作学科教授。著書に『月と菓子パン』(新潮文庫)、『唄めぐり』(新潮社)、『ヲトメノイノリ』(筑摩書房)、『屋上がえり』(ちくま文庫)、『バスを待って』(小学館文庫)、『夜明けのラジオ』(講談社)、『からだとはなす、ことばとおどる』(白水社)、『窓辺のこと』(港の人)他多数があり、牧野伊三夫氏との共著に『月金帳』(港の人)がある。

「2022年 『箸もてば』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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