ナショナリズムの昭和

著者 :
  • 幻戯書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (715ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864881005

感想・レビュー・書評

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  • 筆者の主張、理屈が今一つ理解できない箇所が多かった、残念だが。

  • 昭和の主に太平洋戦争の終戦までの日本のナショナリズムについて、上部構造と下部構造に分けて論考している。
    上部構造が下部構造に対して、日本の主に農村の伝統的価値観をであるナショナリズムを無視して、国益護持、国権の伸長、国威の発揚を押し付け、人命無視の戦争が遂行されたとしている。
    上部構造の無茶苦茶な戦争遂行に関する分析には納得出来るが、下部構造のナショナリズムは農本主義と捉えていて、そこには賛成出来ない。
    安倍総理の浅薄なナショナリズムに対する批判は大いに納得する。

著者プロフィール

1939年生まれ。同志社大学卒業。ノンフィクション作家。とくに昭和期の軍事主導体制についての論考が多い。

「2022年 『時代の反逆者たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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