アップルターンオーバーは忘れない (ヴィレッジブックス F フ 2-14)

  • ヴィレッジブックス
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  • Amazon.co.jp ・本 (391ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864910170

感想・レビュー・書評

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  • お菓子探偵ハンナのシリーズ13作目。
    好感の持てるシリーズです。
    今回はある異変が‥?!

    6月、故郷のレイク・エデンでクッキー店を経営するハンナは、今日も大忙し。
    町長夫人のチャリティ・パーティーに大量のクッキーを届けたり。
    歯科医でBFのノーマンが出張したので、愛猫を預かったり。
    またしてもマジック・ショーの助手をする羽目になったり。
    何よりも困っているのは、かっての恋人ラムジーが、客員教授となってやって来て、ハンナの末妹ミシェルに接近していること。
    最初はハンナを覚えてもいない様子だったラムジーが、ひそかに迫って来て‥?

    ともに捜査をする間、もう一人のBFマイクとの仲がやや進展。こちらはもう終わりかけたかと思わせておいて、いや~まだまだ?
    ノーマンの様子がおかしく、最後に爆弾発言が‥!

    いきいきしたユーモラスな描写とにぎやかな登場人物、親切で気取らないハンナの人柄で、楽しく読ませます。

  • ハンナさんは男性三人も生殺しにしてるのに、全員失いたくないとはなんと贅沢な。

  • もうコージーミステリから足を洗おう?と思っているのだけれど、このシリーズはやめられない感じ。すっごくおもしろいってわけでもないし、毎回おんなじような話だって気がするんだけど、しかも、クッキー食べる場面が増えてレシピも増えてる気がするんだけど、それでも読んでてここちいいのはなんでなんだろうか。やっぱり語り口のよさなのかな。コージーらしく、町の個性的ないろんな人が出てくるけれど、くどくないし、したがって全体の長さもちょうどいい感じ。
    あと、話の続け方がうまいよな、と。次作がものすごく気になるようになってて、しかもそれがわざとらしくなくて。というわけで、次作も読みます。

    アップルターンオーバーって、つまりは、三角形のアップルパイのことだったんだと知る。

  • クッキー・ジャーシリーズの第十三作。

    元恋人はもうちょっと活躍する(悪い意味で)と思っていたのに、
    殺されてしまうとは。
    でも、途中で妊娠が動機なことに検討がついてからは、
    犯人も分かったので、
    がぜん興味はノーマンの態度に集中した。

    なんと、歯学部時代の友人の女性を連れてきて、
    クリニックのパートナーにするとは!

    それにしても、アンドリアの夫ビルににせの就職話をもちかけたのは誰なのか、
    そこが最大のミステリーだったのかも。

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