魔女の契り 上 (ヴィレッジブックス F ハ 20-3)
- ヴィレッジブックス (2013年3月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (488ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864910422
作品紹介・あらすじ
魔女の家系に生まれながら、魔法を否定して生きてきた歴史学者ダイアナ。だが一冊の謎に包まれた写本と天才科学者のヴァンパイア、マシューとの出会いが彼女の運命を一変させる。ふたりを結びつける強い絆、さらにダイアナの呼び覚まされた未知なる力は、闇を総べる者たちを脅かすに十分だった。運命にあらがうため、ふたりは"種"の起源にまつわる写本の行方を追って16世紀末のエリザベス朝イングランドへたどり着くが、そこで待っていたのは、マシューのかつての仲間で、"夜の学派"と呼ばれる急進派思想の者たち、そして、ヨーロッパに忍び寄る魔女狩りの不気味な足音だった-。
感想・レビュー・書評
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エリザベス女王の時代のロンドンへ、ウォルターローリーをはじめ歴史上の人物がヴァンパイアや魔女に混じって当たり前のように登場しどんどん面白くなってきた。ダイアナの秘められた力、次に明らかになるのか、わくわくする。
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何だかロマンスが読みたくなってきたな……そういえばこれが途中やめだったと思い出し、手に取ってみた。前作を読んだの7年前だ……。おかげで細かいところは忘れているが、それでも十分に楽しめた。マシューってこんなにかわいかったっけ。部屋の前で一晩中突っ立っていたのかと思うと、何だかね(笑)。後ろ向きなマシューや秘密主義で短気なマシューは読んでいてたまにいらっとするけど、やっぱり尊大な姿勢が似合うヴァンパイアっていいなあ。歴史の裏でクリーチャーが暗躍していたと想像するのも楽しい。とりあえず時間のあるときに1巻を読み返そう。
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マシューとダイアナのロマンス、続編。
さらなる冒険へ。 -
2012年。 -
16世紀の生活の描写に浸れました。あの頃のイギリスの歴史に興味がある人なら2倍楽しいのかな?
協力者もいるけど、クレアモント一族と敵対するヴァンパイアも出てきたり、ふたりが過去へ行ったことで、未来も変わりそうな記述があったりで、ますます目が離せない展開に。 -
読まなくても良かった。とっても退屈。ロマンチックな話は、速やかにしてほしい。とても烏滸がましいのだけど。と、続きは気になるのだけど。
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登場人物が多い。ページ数も多い。16世紀の女性のドレスがわからない。我慢して読み進むしかない。
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なんといっても世界観が大好き!!
これはそれだけで読んでいて楽しいんだけど、ちょっと知識は必要かも。
字だけでは分からないこともあるから。
今回は過去に戻っての話し。
二人が色んな試練に立ち向かっていくのが読んでいて楽しい。
が、私には理解できないところでけんかをしたり、隠し事をしたりしているので、その点だけは、読んでいて、私までイラッとしちゃいます……