魔女の契り 下 (ヴィレッジブックス F ハ 20-4)

著者 : デボラ・ハークネス 中西和美

• ヴィレッジブックス (2013年3月19日発売)

作品紹介・あらすじ

つぎつぎと迫りくる危難を逃れ、各地を追われるマシューとダイアナだったが、ようやく写本の手がかりが見つかった。ふたりは一路、皇帝ルドルフ2世の待つ神聖ローマ帝国の都プラハへ旅立つ。しかし、ついに謎が解かれると思った矢先、予想だにしない事態が生じ、ロンドンの街で思わぬ人物と再会することに…。はたして彼らを待ち受ける宿命、そして幻の写本に隠された恐るべき秘密とは!?エリザベス1世、女王の寵臣ウォルター・ローリー、劇作家クリストファー・マーロウ、若きシェイクスピア-16世紀を彩る様々な人物が物語に命を吹き込む、絶賛ファンタジー"オール・ソウルズ・トリロジー"第2弾。

感想・レビュー・書評

[ゆづるはさんの感想 · 2021年4月3日]

ちょっと油断するとすぐに誰が誰だかわからなくなるくらい登場人物が多いが（笑）、長い旅を終え、わかったことと同じくらい新たな謎がわいて終わった巻だった。自分の知らない未来の誰かと遭遇したとき、あるいはもう出会うことはないと思っていた誰かと再びともに過ごせた後の別れは、悲しみを重ねがけされる思いだろう。いよいよ大集合となったところで迎える次巻が楽しみだ。

[猫丸(nyancomaru)さんの感想 · 2013年3月6日]

ルドが出るだけで、読もうと思う単純な猫でした。

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｢ニューヨークタイムズ・ベストセラーリスト第1位の話題作！

つぎつぎと迫りくる危難を逃れ、各地を追われるマシューとダイアナだったが、ようやく写本の手がかりが見つかった。ふたりは一路、皇帝ルドルフ2世の待つ神聖ローマ帝国の都プラハへ旅立つ。しかし、ついに謎が解かれると思った矢先、予想だにしない事態が生じ、ロンドンの街で思わぬ人物と再会することに……。はたして彼らを待ち受ける宿命、そして幻の写本に隠された恐るべき秘密とは！？ エリザベス1世、女王の寵臣ウォルター・ローリー、劇作家クリストファー・マーロウ、若きシェイクスピア─16世紀を彩る様々な人物が物語に命を吹き込む、絶賛ファンタジー〈オール・ソウルズ・トリロジー〉第2弾！｣

[hosinotukiさんの感想 · 2021年4月23日]

歴史上の人物と史実を織り交ぜながら，魔女やヴァンパイアやデーモンや魔術師を違和感なく登場させて過去から戻ってくる手際の見事さ．そしてハーレクインかと思うような主人公の愛の激しさ．本当に面白い．そして現代に戻ってこれからどうなるのか．続きが楽しみだ．

[raraminさんの感想 · 2020年3月25日]

十六世紀のイギリスや歴史に造詣が深いひとはきっともっと楽しめるんだろうなぁ。
登場人物が多すぎて途中からついていくのがしんどくなってきたw
しかしタイムウォークって悪い魔女や魔術師が使えば歴史を改悪し放題な気が…

2012年。

[あまぐりさんの感想 · 2018年3月19日]

上巻からのテンポを引き継いで楽しく読めました。
この下巻のラストのオチというか、歴史をおちょっくった感じのサゲがとても好きで、思わずクスッと笑ってしまいました。

[mylteさんの感想 · 2017年11月12日]

図書館の本　読了

内容（「BOOK」データベースより）
つぎつぎと迫りくる危難を逃れ、各地を追われるマシューとダイアナだったが、ようやく写本の手がかりが見つかった。ふたりは一路、皇帝ルドルフ2世の待つ神聖ローマ帝国の都プラハへ旅立つ。しかし、ついに謎が解かれると思った矢先、予想だにしない事態が生じ、ロンドンの街で思わぬ人物と再会することに…。はたして彼らを待ち受ける宿命、そして幻の写本に隠された恐るべき秘密とは!?エリザベス1世、女王の寵臣ウォルター・ローリー、劇作家クリストファー・マーロウ、若きシェイクスピア―16世紀を彩る様々な人物が物語に命を吹き込む、絶賛ファンタジー“オール・ソウルズ・トリロジー”第2弾。

中世の時代、そっか、その人にも会えるのか。
次は現代、楽しみです。

Shadow of witches by　Deborah Harkness

[sinoruさんの感想 · 2016年9月13日]

ちょっと読むのに時間がかかっちゃいましたが、
面白く読みました。
ダイアナとマシューがもとの時代に戻れたとき、
昔の人たちとの別れなど、ちょっと切ないところもありました。
そういうのもよかったです。
感情が見れたので。
私個人的には、ジャックが可愛らしくて、いとおしかったです‼

[Spicaさんの感想 · 2015年11月14日]

ダイアナ、マシューとも失った父親との絆を取り戻し、ふたりの絆も深まり新世界に戻ります。
ダイアナの魔力を解放する場面や16世紀のロンドンやプラハの描写が素晴らしかった。
過去に長く留まった分、仲間との別れが切ない……写本は恐ろしいシロモノだったし、過去に干渉したことによる影響もあるだろうし、完結編がどうなるのか楽しみ。

[sateさんの感想 · 2015年11月14日]

読んで良かった。楽しかったのだけど、ゆっくりした展開で、眠くなる。でも、いよいよ最後の第三部だー。楽しみにする。

[にゃんばらさんの感想 · 2015年9月12日]

歴史上の有名人が多く出てくるようだが、西洋史に疎いので、興味が今一つわかない。登場人物が多くて疲れた。この先の「魔女の血族」で謎が解き明かされるのか心配になるストーリー展開のスピードです。