本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864910484
感想・レビュー・書評
-
大規模クロスオーバーイベント、『シビル・ウォー』の補完となるクロスオーバー作品。公式に、「シビル・ウォーのもう一人の主人公と言える」とされるスパイダーマンについて描かれた作品だけあって、シビル・ウォーをより深く楽しむにはぜひ読んでおきたい一冊である。
超人登録法を「法律」としてとらえ、またヒーローとしての「道徳心」を持ちつつも家族を守るためにどうしていいか揺れるその姿は、「ヒーローであり市民である」身として描かれている。両陣営の指導者であるアイアンマンとキャプテン・アメリカはどちらも、どうしても「一般市民」の枠組みを外れてしまう。そのことがシビル・ウォー本編のストーリーラインを暴走気味に見せてしまうのだが、スパイダーマンの視点はそこにバランスをもたらしてくれる。シビル・ウォーを深く楽しむにはぜひおすすめしたい一冊だ。
結果選択したほうが正しく見えるので、ややキャプテン・アメリカ寄りの描写になってしまうが、スパイダーマンだけでなく様々なヒーローの心情描写の補完になるのも優秀な点だ。スパイダーマンの軽妙さがほとんどないが、シリアスな作品だから仕方あるまい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
やっぱり「シビル・ウォー」時のスパイダーマンは好きじゃないなあと再確認。
全2件中 1 - 2件を表示